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【都知事選#2】立花氏が「ホリエモン新党」を設立!野党系からは新たな動きも…

7月5日投開票の東京都知事選では小池氏圧勝が予想されるなか、打倒小池を掲げホリエモンこと堀江貴文氏の出馬報道が流れる等、告示日に近づくにつれて状況が大きく動きつつあります。本日、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏が新党「ホリエモン新党」を設立。一体なにが狙いなのか。そして宇都宮健児氏も急遽出馬表明。都議会自民党でも新たな動きが。都知事選特集第二回となる本記事で詳しくお伝えします。

「ホリエモン新党」の狙いとは?

NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏は、Twitter上で新党「ホリエモン新党」の設立を表明。すでに総務省に設立届を提出・受理されました。ちなみにN国党は存続させたまま新たに政治団体として設立したという位置付けになります。同党は東京都知事選に加えて5月31日告示・6月7日投開票の東京・港区長選にも候補者を擁立する考えです。

立花氏のTwitterによると、堀江氏が近日出版する著書の「東京改造計画」内の提言をそのままホリエモン新党の公約に取り入れるとのこと。

ではなぜホリエモン新党を立ち上げたのか。詳しくは明日、立花氏の記者会見で語られる模様ですがこれまでのN国戦略から検討するとやはり「売名」の可能性が高いでしょう。港区長選で新党を周知させるためだけにN国関係者を擁立。その後の都知事選では堀江貴文氏が無所属で、立花氏がホリエモン新党で立候補。(立花氏は都知事選投票日の数日前に意図的に立候補を辞退する方針。)

(ここからは私の推測ですが)立花氏の政見放送では一切自身への投票を呼びかけずに堀江氏の宣伝を行う。公設掲示板でも立花氏の枠で「ホリエモン新党」として堀江氏のポスターを都内中に貼る。立花氏やN国がこのような戦術をとることはこれまでの動きを見る限り十分にあり得るのではないでしょうか。

さらに政治団体を設立することにより都知事選前から周知活動を行うことができる。堀江氏当選をアシストするのが目的の政治団体設立なのでは。

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都知事選にてもし堀江氏が高得票数落選ならばN国を「ホリエモン新党」に改称して堀江氏を代表に迎え入れ、衆院選で議席獲得を狙いに行く可能性も十分高いとみています。ちなみにN国からは堀江氏の側近が次期衆院選で候補者に内定しているほど立花ー堀江両氏の関係は密接です。

N国は各社の世論調査で早くも支持率0%を連発するなど党勢が低調気味。都知事選を通じて一発逆転を狙を企んでいるに違いないと思います。

(追記)

堀江氏がこのようにツイート。ただ、ホリエモン新党の名称は本人が了承済だと言う。立花氏は明日の会見で何を語るのか注目です。

都議会自民から独自候補者擁立論?更に宇都宮健児氏も出馬表明

自民党本部が小池知事への対抗馬擁立を断念したことは読者の皆さんが承知の通りでありますが、ここで都議会自民党が独自候補擁立を未だに諦めていないことが分かりました。一部報道では、自民党都議で墨田区選出の川松真一郎氏の名前が挙がっているといいます。仮に出馬するのならば自民は分裂選挙に。川松氏がどれだけ自民党支持層を取り込めるか。さらに堀江貴文氏の出方によっては知事選の行方は読めなくなります。

野党系の宇都宮健児氏は今日夕方、都知事選への出馬を自身のTwitter上で明らかにしました。

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僕の前回の記事通りの展開ですね。

ただし、以前共産推薦で出馬していた事に加えて左派色が強い宇都宮健児氏を立憲はまだしも国民民主が推薦する可能性は低いと考えます。事実上の負け戦(宇都宮氏の勝ち目はほぼ無い)となりますので、この2党は都連レベルの支持に留まる、もしくは連合の意向によっては自主投票で落ち着くのではないかと思われます。

告示まで一か月となり大きく動き始めた東京都知事選。また新たな動きがあり次第、おとな研究所にて特集します。

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