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緊急事態宣言再び!? コロナ感染第二波、東西で明暗分かれる

緊急事態宣言再び!? コロナ感染第二波、東西で明暗分かれる
(写真は吉村知事、小池知事のツイッターより引用)

2日、東京都内で新たに107名が新型コロナウイルスに感染している事が確認された。東京都内で感染者数が100名を超えるのは丁度2か月ぶり(前回は五月二日)で、緊急事態解除後の最高値を記録した。

ここ一週間確実に感染者数のトレンドは上層傾向にあり、昨日の67名の新規感染者数と比べ今日の値が突出してる事を考慮すると、明日以降の統計の発表を待たないと三桁台の感染者数が偶発的な物かは分からない。しかしながら、東京都に於けるコロナウイルス感染拡大が新しい局面に入った可能性は大きい。

しかし、この新局面に対して小池百合子知事率いる東京都は全く対策していないかのように見える。先日東京アラートは廃止され、数的基準がない新基準への移行を始めたが、外部には判断基準や論理が全く見えてこない、ブラックボックスそのものだ。

一時期は東京と同時にコロナウイルスの感染爆発に見舞われた大阪府は順調に経済再開を行いつつ、コロナウイルス感染者数の増加を防げており、連日一桁台に納まってる。比較的安全な大阪では、明確な数値基準を利用した「大阪モデル」が成功しており、東京の様な二転三転は見られない。

大阪では経済再開を内外に示すイベントとして、中央区の繁華街道頓堀で吉村知事と松井市長が地元料理店の料理を紹介するイベントを2日に開催、深刻な打撃を受けた観光業界へのテコ入れとして「大阪の人・関西の人いらっしゃい!」割引キャンペーンも開始した。感染急拡大で経済の事を考える余裕がない東京都と対称的だ。

着実に経済再開している大阪だが、コロナ対策も同時進行で行われており、いつ感染拡大が始まっても万全な対応を行うために全国初の「大阪コロナ重症センター」の建設を開始する。この行動力の速さは印象に残る。

日本全体ではコロナウイルス感染症は確実に収束傾向にある中、東京の都合で大阪を始めとする「東京以外の安全な地方」の経済が自粛で再び停滞する事はあってはならない。そこで、筆者は日本国内を「東京・神奈川・埼玉・千葉」と、「それ以外」の二ゾーンに分割し、東京ゾーンでは必要に応じて補償を伴う休業を行い、それ以外では通常の経済活動の再開を行う。そしてこのゾーン間の移動の自粛を要請する。これを行う事により、今回の感染爆発と関係の無い地方の経済を冷やさずに東京の安全を守れる事となる。筆者はこれが今必要な施策だと考える。

東京のコロナウイルス感染再拡大に地方が巻き込まれ、不要な所まで自粛を強いられるのは悪しき中央集権国家なやり方だ。

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