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#ブラック校則 (ツーブロック問題)について

#ブラック校則 (ツーブロック問題)について

先日、Twitterで都議会のとある答弁が話題になった。

質問に立ったのは日本共産党の池川議員。都議会でツーブロック問題、ブラック校則問題についての質疑の模様がTwitterで拡散され、記事執筆時点で5.5万リツイート・13万2000いいね・536万再生、と大きな反響を呼んだ。この質疑事態は今年の3月のものであったものの、改めて校則について考えさせられた人も多いだろう。

動画では、池川議員が東京都教育長にこのように質問。

「ツーブロック禁止と校則で定められているところが一定数あるが、なぜだめななのか」

それに対して、

教育長「外見等が原因で事件や事故に巻き込まれるケースがあるために生徒を守る趣旨から定めている」

と答弁。

確かにツーブロックは一昔前は威圧的であるなど良い印象を周りに持たせないイメージが強かったが、今では一般的な髪型の1つとして社会で認識されているために、こじつけのような、時代遅れの言い分ともとらえることができるこの答弁には違和感を感じる。

ライターの私も高校時代、ツーブロック禁止であったことを鮮明に覚えている。他にも眉を整えてはいけない、靴下の色を統一させるなど同一性を強調させることを目論んだような校則が決められ、担当教師が鬼のような目で監視していた。読者の皆さんの学校はどうだっただろうか。

このような、まさに「ブラック校則」と呼ばれるものの実態を暴くべくこれも都議会共産党が動いているという。

(政治的な思想を挟むと私は共産党に嫌悪感を持っているが、このような取り組みは評価したいと思う)

このように学校が一方的な生徒の理想像を押し付け、それを強制させるという考え方は時代に合わないのではないか。もちろん、生徒に清潔感を求めることにより地域社会に適合した学校を築き上げる努力をする学校側の立場も分からないことはない。

ただ、このような印象的な理由で生徒を縛ることなど当事者にとっては理解できないものだろう。これらの校則は学校または校長の一存で決められる。民主的なプロセスを踏まぬルール制定に不満を抱かれるのも無理は無い。問題となっているからこそ、このブラック校則たるものを今一度生徒を交えた上で再議する必要性がある。

今、校則を変えていこうという動きが生徒たちの間でも広まっている。例えば校則をインターネット上で公開し、その問題点を提起していこうという取り組みも始まっている。そのような当事者たちの活動に注目が集まってほしいことを願うばかりである。

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