本日14時より、自民党は両院議員総会を開き安倍総理の後継となる新総裁を選出する。総裁選には菅氏、岸田氏、石破氏が立候補したが、菅氏が国会議員票・地方議員票の多数を固め新総裁に選出される見通しだ。
総裁選の内容を速報する。
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党大会に代わる両院議員総会は党則33条に基づき開催される。所属する国会議員(394名)のうちの379名(午後1時50分現在)が出席することとなった。
総裁選は国会議員(衆院283、参院111)都道府県連代表3名が選挙人となり、計535票で争われる。
【総裁選投票結果】
菅義偉…国会議員票288、地方票89票
岸田文雄…国会議員票78票、地方票10票
石破茂…国会議員票26票、地方票42票
都道府県連票の動向は?
マスコミ各社のまとめによると、1都道府県あたり3票を保持するいわゆる「都道府県連票」の行き先は、菅氏89票、石破氏42票、岸田氏10票となった。
【菅氏総取り】北海道、秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、和歌山、山口、沖縄
【石破氏総取り】鳥取
【岸田氏総取り】広島
【菅氏2票獲得】(1票は石破氏へ)青森、岩手、茨城、栃木、群馬、石川、福井、長野、岐阜、渋岡、志賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、徳島、愛媛、福岡、佐賀、大分、鹿児島
【石破氏2票獲得】(1票は菅氏へ)富山、三重、島根、高知、宮崎
【岸田氏2票獲得】(1票は菅氏へ)山梨
【3候補1票づつ】山形、福島、香川、長崎、熊本
菅義偉新総裁 挨拶
ただ今の両院議員総会におきまして新総裁に選出されました菅義偉でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
まずは、自民党総裁として8年、内閣総理大臣として約7年8か月日本のリーダーとしてご尽力いただいた安倍内閣総理大臣に心から感謝申し上げる次第でございます。
総理、ありがとうございました。総理が病気のために道半ばにして退かれることになりました。しかし、新型コロナウイルス拡大をするというまさに国難にあって政治の空白は許されません。この危機をにのり超えて国民の1人1人が安心して安定した生活ができるように、そのために安倍総理が取り組んできたことを継承し進めていかなければなりません。私には、その使命があると認識をしております。
この度の総裁選に当たりご支援ご協力いただいた皆様方に改めて御礼を申し上げます。そして、その選挙戦を共に戦い論戦を繰り広げてくださった石破候補、岸田候補にも改めて敬意を表し御礼を申し上げます。
総裁選挙が終わった今、会場そして全国の党員党友の皆さん、自民の旗のもとに日本の国を前に進めようではありませんか。
私の目指す社会増は、自助共助公助そして絆であります。まずは自分でできる事は自分でやってみる。そして地域や家族手お互いに助け合う、その上に立って、政府がセーフティネットでお守りする。そうして信頼される政府を創っていきたいと思う。そのためにはまず、役所の縦割り、既得権益、そして悪しき前例主義こうしたことを打破して規制課企画を創る、そして国民のために働く内閣を作ってい参ります。
私は、秋田の農家の長男として生まれました。政治の世界に飛び込んで、0からのスタートでありました。その私が歴史と伝統のある自民総裁に就任することができました。私自身のすべてを傾注して日本、そして国民のために働くことをお誓いして私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。