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【政治家インタビュー#1】藤田文武議員に聞く!

おとな研究所新規企画 “政治家インタビュー”。この企画は不定期で実施していき、積極的に記事化をしていきたいと思います。記念すべき第一弾は、日本維新の会所属の藤田文武衆院議員にご協力頂き、お話を伺うことができました。

藤田文武衆院議員…大阪府寝屋川市出身。筑波大学を卒業後、企業経営に関わりその後独立し株式会社KTAJを設立。維新政治塾入塾(1期生)等を得て2017年衆院総選挙に日本維新の会公認で大阪12区(寝屋川市、大東市、四條畷市)から出馬するも惜敗。19年の同区補欠選挙に出馬し、当選。現在は党国会議員団広報局長などとして活躍中。(写真はHPより)

大阪維新の会代表選(取材日は11月18日、代表選前)やこれからの国政についてのお話を伺いました。

大阪維新の会代表選については、出馬を表明していた吉村知事を支持するとしながらも、「代表選挙は行うべきだ」との考えでした。また、今回の代表選は市長任期満了後政界を引退する松井市長の次の世代とも言われている「吉村世代」の顔見せ、世代交代への一環でもあるために注視していくとのことでした。

また、1年以内に確実に行われる衆院選挙については、党全体としては各マスコミや選挙予測者が指摘している通り、議席が増加する可能性について言及するのと同時に、「(国民民主党の前原氏の名前を挙げ)どんな逆風にも負けない強さ(地盤)」を作り上げる事に意欲を示した。また、インターネットやメディア発信に積極的に関わり情報発信に貢献していくことを目指すとのことでした。(藤田議員は、日本維新の会公式チャンネルなどに多く出演し、ネット発信の党の顔となりつつある)

注目される日本維新の会のマニフェスト(三位一体改革、ベーシックインカム等)についてご説明頂きました。

中でもベーシックインカムについては、「月額辺り6万円、予算は100兆円規模で国債発行は行わないで実現できる」としながらも「制度論としては大変複雑であり、議員を含めどこまで理解を広げることができるのか」と課題を語っていました。日本維新の会の次期衆院選マニフェストに明記されるかどうかについては、現時点では不透明であるとした上で、どのように政策として打ち出していくのか、見せ方はどうするべきかが今後の課題であるとの認識でした。

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最後に、私事ではありますが政治家を将来志すライターの私に対してアドバイスを頂いきました。

政治家を目指す上では一度民間(企業の勤務経験)などを経てからチャレンジするべきだと、多くの維新の会の方々から伺っていましたが、藤田衆院議員自身はどのようにお考えなのかお聞きしました。

「政治家がどこの所属出身であるかどうかはあまり重視していない」と仰っていたものの、一度民間企業等を経験することにより民間がどのように考えているのか、国民感覚がどのようなものであるのかを肌で感じることができ、そのことを政策立案等に参考にすることができるとのメリットを指摘していました。また、(民間経験を通して)他者への礼儀や人間関係を学べる等と考えており政治家を目指す上で民間を経験する重要性を伺うことが出来ました。

お忙しい中、時間を割いていただいた藤田文武衆院議員には感謝しかありません。ご協力頂き本当にありがとうございました!