「桜を見る会」前夜祭の再燃の裏には自民党の党内抗争?

なぜ読売とNHKがスクープ連発?

前回の記事では政治資金収支報告書の支出の未記載でどんな罪に問われるのかを分析した。まずはこちらの記事を読んでいただきたい。

ここからは少し違った着眼点で話を進める。

今回の「桜を見る会」の前夜祭の問題が再燃したのは先ほどの記事で述べたように読売新聞とNHKが同じ日にスクープを出したのが発端だ。

しかし、ここで疑問点が生じる。どちらの記事のソースも「複数の関係者」としているが、関係者として考えられるのは自民党か検察に近い人間だろう。この「関係者」はなぜ読売新聞とNHKに情報を提供したのだろうか。

また、ここ最近は学術会議の問題が大きく取り上げられていた中で、突如桜を見る会が再燃したのも気になる。しかも読売とNHKは同日にスクープ記事を投稿した。これは単なる偶然なのだろうか・・・?

東京地検特捜部の動き

東京地検特捜部の動きも気になる。桜を見る会の前夜祭は今年の初めから話題になっていたのだが、なぜこのタイミングで桜を見る会の捜査が活発化したのだろうか。

少なくとも安倍氏の公設秘書の任意聴取は今年の初めに行えたはずだ。なぜこの時期まで任意聴取をせずに放っておいたのだろうか。

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背景には自民党内の争い?

これは推測だが、ここ最近の桜を見る会の再燃には、自民党の党内抗争があるのではないか。

今年初めに桜を見る会が沸騰した際と今回の再燃の間に、首相が交代した。それは安倍前首相の悪化を受けてのことだった。

しかし、ここ最近安倍氏の動きが活発だ。一時は生死が危ぶまれる状態だったといわれる安倍氏が急激な回復を見せている。11月11日には「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」会長に就任し、自民党内では既に「安倍復帰論」まで出ているともいわれている。

そこで、菅首相はあえて安倍氏の一大スキャンダルになりかねない桜を見る会の情報をマスコミにリークしたのではないか。仮に桜を見る会の問題で安倍氏個人の政治的責任が問われたとしても、菅首相は無関係なので安倍氏だけがダメージを受けることになる。

であるならば読売とNHKがスクープを連発させたのも合点がいく。桜を見る会の話題は自民党にとっても打撃になる。それも朝日新聞にスクープをすっぱ抜かれては安倍前首相はもちろんだが、菅首相にまで影響を及ぼしかねない。だからこそ、ほかのマスコミが食いつく前にわざと読売とNHKにタレコミしたのではないだろうか。

しかも桜を見る会の問題が再燃する前、国会では日本学術会議の追及が続いていた。ここで桜を見る会を再燃させることで、自らへの批判を少しでも和らげようとしたと考えることもできる。

表向きは菅氏も安倍氏も互いに協力する姿勢を見せているが、経済政策などでは乖離が見られる。今後両氏がどんな行動を起こすのか、目が離せない。

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よもぎおとな研究所 副編集長

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おとな研究所副編集長、ブロガー
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