立憲民主党のSNSリテラシーは一体どうなっているんだ

近頃、SNSの爆発的な普及で様々な人が発信活動を行う人が増えてきた。特にTwitterはミニブログのようなもので簡潔に自らの意見を発信できることから、アメリカのトランプ元大統領をはじめ多くの政治家が利用するようになった。

しかし政治家がTwitterで発信する機会が増えたことで、逆にあまりのリテラシーの無さを露呈してしまっている政治家もいる。特にここ最近、立憲民主党の一部議員でそれが顕著なので、今回はあまりにも酷い立憲民主党議員のツイートや対応を批判する。

①蓮舫議員

これはおとな研究所でも以前紹介したが、立憲民主党の蓮舫議員が菅義偉首相の施政方針演説の原稿の一部を漏らした。この記事にも書かれているように明確に禁止されてはいないものの、信義則に反するあってはならない行為だ。当然ながら政府与党は抗議、立憲民主党の吉川沙織野党筆頭理事が謝罪に追い込まれた。

しかし張本人である蓮舫議員は23日現在、問題のツイートを削除しただけでTwitter上で謝罪や説明を行っていない。それどころか、翌日には首相の揚げ足取りをするかのようなツイートを投稿。当然、「自らのことを棚に上げる気なのか」などといった批判的な返信が寄せられている。

②尾辻かな子議員

尾辻議員は、「ウイルス」と「ウィルス」の表記ゆれを批判しているようだが、はっきり言ってどうでもいい指摘だ。重箱の隅をつつくような批判は、最初から批判することを目的としているのだろうか。

また尾辻かな子議員も蓮舫議員同様、後にこの投稿を説明もなく削除している。これは政治家として不誠実な対応ではなかろうか。

そんな2人は、蓮舫議員のツイートを見て襟を正していただきたい。

③立憲民主党(公式アカウント)

最後に、議員ではないが立憲民主党の公式アカウントについて。

昨日、立憲民主党はこのようなツイートをしている。

ここで一つツッコミを入れたい。まずファクトチェックというのは普通外部の独立した機関によって行われ、情報の正確性を判定するものである。しかし今回立憲民主党は立憲民主党自らの行為をファクトチェック(?)している。これでは主観的な認識が入りかねない。

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ここからは立憲民主党のファクトチェックとやらを一つ一つ検証していくことにする。

まずこのツイートだが、これははっきり言って言い訳にすらなっていない。「共同会派を組んでいたから党ごとに分割するのは無意味」と言っても、桜を見る会を中心に批判していたということの否定にはなっていない。ただの論点ずらしである。

2つ目のツイート。これもまた論点ずらしだ。そもそも元のツイートの趣旨は「なぜコロナ以上に桜を見る会の質疑時間が長いのか」ということであるのに、立憲民主党は桜を見る会の質問をした正当性を主張している。これも回答になっていない。

3つ目のツイート。「野党の再三の指摘は正しかった」としているが、野党は桜を見る会を「公職選挙法違反」として追及していたはず。しかし実際に問われたのは「政治資金規正法違反」である。それも安倍前首相本人は不起訴で、秘書が嫌疑がかけられている。当時の安倍氏の国会答弁に虚偽が含まれていたことは事実だが、安倍氏が故意に答弁した(安倍氏自身が真実だったと思い込んでいた)とは言い切れない。

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そして再度申し上げるが、本件の焦点は「なぜコロナ以上に桜を見る会の追及に時間を要したのか」であり、「野党の指摘は正しかったから」と勝ち誇られても全く答えになっていない。

4つ目のツイート。森法務大臣が法務省見解と異なる答弁をしたのは確かだ。が、それはそれ、これはこれ。コロナ特措法の審議がスムーズにできなかった理由にはならない。当時の森法務大臣に説明を求めたうえで審議を続けることはできなかったのか。私には審議を空転させたことを自己正当化しているようにしか見えない。

5つ目のツイート。これも同じく論点ずらしだ。元ツイートを普通に読み取れば「なぜコロナより学術会議に時間を割いているのか」ということが趣旨であるのに、立憲民主党は日本学術会議を追及する正当性を主張しているだけ。「そんな政府に同新型感染症対策を任せればいいのでしょう」と言うが、学術会議の問題とコロナのどこに関連があるのか全く分からない。

6つ目のツイート。確かに国会内外で質問を重ねているのは確かだ。しかし、元のDappiさんのツイートは1月27日~30日の衆院予算委員会の質問内容を示したもので、一部の切り取りでも何でもないだろう。少し日は空くが、3月4日に立憲民主党の福山幹事長は「総理、嫌でしょうが、桜を見る会について質問します。時間が余ればコロナ対策もやります」と発言しており、立憲民主党のコロナ対策に対する意識が低かったことがうかがえる。

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というよりここまでの流れを見ると「都合のいい事実だけを根拠とし」ているのはむしろ立憲民主党の方ではないのか。

これはまさに先ほどの「都合の良い事実だけを根拠とする実態を把握していない指摘」である(苦笑)

すべてに反論するとキリがないが、例えば検査体制の拡充については2月17日の時点で一日3000件を超える検査体制を構築していた。

加藤厚生労働大臣は記者会見で、ウイルス検査の体制を拡充した結果、国内で1日あたり3000件を超える検査が可能になったと明らかにしました。

新型ウイルス検査「1日3000件超可能に」加藤厚労相

また全国民に対し一律10万円を給付することは、当初国民民主党の玉木代表が3月に言い出したことだ。

また、れいわ新選組も2月17日に政府に対し支援を求める要望書を提出している。立憲民主党はこのような流れに乗じただけで、主体性のかけらも感じられなかった。当時ほかの野党支持者からも「手柄を横取りした」と騒がれたことを忘れているのだろうか。

もうお手上げ…

ファクトチェックは、特定の主義主張・政党等を擁護、もしくは批判する目的で行うものではない。今回立憲民主党がやっていることはファクトチェックという名を借りた一方的な主張である。

このようなことを党の公式アカウントが投稿するのは、コアな立憲支持者を喜ばせるだけで立憲民主党の支持拡大にはつながらないと感じる。この公式アカウントを誰が運営しているのか私は知らないが、運用体制を見直した方が立憲民主党の「党益」にもなるのではないだろうか。

また、先ほどの蓮舫議員や尾辻議員のツイートも含め、立憲民主党はSNSの使い方がとても危うい議員が多くいる。もういっそ、議員に向けてSNSの講習会でも開いてみてはどうだろうか。

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よもぎおとな研究所 副編集長

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おとな研究所のダークホース
最近は教育問題に関心あり

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