維新はファクトチェックの名を借りた自己正当化をやるべきではない

昨日、大阪維新の会の(自称)ファクトチェックアカウントが(自称)ファクトチェック第一弾と称したツイートを公開し、波紋を広げている。

今回はこのツイート内容の真偽はさておき(ここ重要)、大阪維新の会の公式アカウントがファクトチェックと称して自党の行動を正当化していることについて考えてみる。

そもそもファクトチェックとは

まず、ファクトチェックの意味を再確認する。ファクトチェックは情報の正確性を検証する行為だが、実は2種類存在する。一つは、情報公開前に情報の正確性を判断し公表するかの可否を判断するファクトチェック、もう一つは情報公開後に誤った情報であることをただすために行われるファクトチェックだ。今回は後者の意味合いでファクトチェックという言葉を用いる。

ファクトチェックは基本的に外部の独立したファクトチェック機関やメディアによって行われる。というのも、ファクトチェックは特定の主義主張・政党等を擁護、もしくは批判する目的で行うものではないからだ。IFCNのファクトチェック綱領でも「非党派性」というのは最も重要的な考え方である。

維新のファクトチェックはファクトチェックと呼べない

では、今回大阪維新の会が行った(自称)ファクトチェックはどうだろうか。まず、第三者性は全く無視している。(自称)ファクトチェックしている内容も大阪維新の会に対する批判であり、それに対して反論している形になっているので「自己正当化」と批判されても仕方がないだろう。

ちなみに、この(自称)ファクトチェックは過去に立憲民主党が同じことをやって多くの批判を受けた。(私も以下の記事で散々批判している)大阪維新の会は 人を以て鑑と為すことができなかったようだ。

やってることは「晒し上げ」

そしてもう一つ問題がある。当初この(自称)ファクトチェッカーは真偽不明の情報を募集していた。

<スポンサー>

しかし、今回(自称)ファクトチェックしたツイートの引用元のツイートを見ていただきたい。

このツイート、よく見ればわかるが、大阪維新の会のファクトチェッカーのアカウントにリプライ(返信)しているわけでもなく、@でメンションしているわけでもない。つまり、これは大阪維新の会が自党に対する批判をわざわざ探しにいって、晒上げ同然の行為を行っているということになる。(自称)ファクトチェックアカウントがリリースされた当初、アカウントにはさまざまな意見が寄せられたはずだ。にもかかわらずそこからピックアップしなかったことには何か恣意的なものを感じる。

もう一度言うが、ファクトチェックは「第三者性・非党派性」が大事なのであって、大阪維新のやっていることはファクトチェックの名を借りた「自己正当化」に過ぎないだろう。

もちろん、大阪維新の会・日本維新の会に対するデマが酷いことは私も知っているが、そうしたデマに対してファクトチェックと称して非難の応酬を繰り広げるべきではない。批判勢力に付け入る隙を与えることにもなりかねない。大阪維新の会は即刻この(自称)ファクトチェックをやめるべきだ。

参考資料

https://fij.info/introduction/basic/(最終閲覧:2/27/2021)

 

フォロー・いいねでの
ご支援よろしくお願いします!

おとな研の”今”を知ろう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

よもぎおとな研究所 副編集長

投稿者プロフィール

ライターページ
おとな研究所副編集長、ブロガー
Twitterフォロワー数8000人超
時事・教育・経済など幅広い分野に関心あり

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

あなたへのおすすめ



ピックアップ記事

  1. 2021-8-2

    「とある国」はアウト、「ウガンダなんか」はセーフ 境野今日子氏の異常な人権感覚に迫る

    差別意識丸出しの投稿 https://twitter.com/kyokosakaino/s…

スポンサー







今日の天気

札幌市 Booked net
-4°C

東京都 Booked net
+10°C

名古屋市 Booked.net - hotel reservations online
+11°C

大阪市 Booked net
+C

福岡市 Booked.net - hotel reservations online
+C

スポンサー




スポンサー




ページ上部へ戻る