【チャップリンを超えた】国会のエンターテイナー 立憲・小西洋之議員の武勇伝を広めたい

ここ数日、立憲民主党所属国会議員による「官僚いじめ」とも取られかねない発言が続いている。そうでなくても私達おとな研究所は日頃立憲民主党に対して厳しい批判の記事が多いが、与党大幹部が解散風を何食わぬ顔で吹かす中、政局絡みの動きは増すばかり。

支持政党の関係で競合することが多い立憲民主党に、今後も批判が絶えないことは免れないだろう。

そこで、今回はデイリー新潮に「立民のエース」とまで言わしめた、小西洋之参議院議員について、その素晴らしい議会活動を積極的に紹介する記事としたいと思う。

小西氏の経歴・プロフィール

小西 洋之議員の顔写真
小西氏

1972年1月28日、徳島県徳島市生まれ。徳島大学医学部中退。東京大学教養学部卒業。米コロンビア大学国際公共政策大学院修了、東京大学医療政策人材養成講座修了(優秀賞)。郵政省入省後、総務省放送政策課、同政治資金課、経済産業省情報政策課、農林水産省野菜課などで課長補佐等を歴任。東日本大震災復興特別委員会理事、環境委員会理事、厚生労働委員会委員、平和安全法制特別委員会委員、裁判官弾劾裁判所裁判員等を歴任○現在沖縄北方問題特別委員長、憲法審査会委員、外交防衛委員会委員

参議院HP

政治家としては、民主党政権下の2010年7月、第22回参議院議員通常選挙に民主党公認で千葉県選挙区(定数3)から出馬し初当選。得票数535,632票でトップ当選を決める。2016年7月の第24回参議院議員通常選挙では民主党の後継政党である民進党公認で千葉県選挙区(定数3)から出馬し得票数472,219票で3番目の当選となった。次回の2022年参院選で再び改選となる。

元総務官僚ということもあり、制作にも深いこだわりがあると見られる。氏の公式HPを見ると、「政治信条」なるページがある。

なにやら熱い思いが並んでいるが、筆者が目についたのは一番上のこの項目だ。「国民の皆様の尊厳にこだわり抜く政治家」であることを宣言しており、大変興味深い。

というのも、ここから解説する氏の国会活動と照らし合わせると、なんとも言えない気持ちにさせられるからである。早速氏の”武勇伝”を見ていこう。

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安倍前総理に「クイズのよう」と言わしめた歴史的質疑

小西氏にとって、当選から3年の月日が経った2013年3月29日の参議院の予算委員会。この日の氏による安倍晋三首相(当時)への質問が、彼の名を全国に広めたきっかけの一つになっただろう。

暫定予算の審議が行われていたこの日の予算委員会。小西氏の質問は終始「総理、〇〇を知っていますか」というものだった。そして答弁者が答えられないと見るや、すかさず自らが勝ち誇ったかのような態度を取る。

「総理、〇〇を定めた条文は憲法第何条ですか」「知らないという理解でよろしいですか」「カンニングしないで」

小西氏の「クイズ出題能力」に、与野党議員や閣僚も失笑。

まさに野党議員の鏡ではないだろうか。「人を指差すな」と言われれば「止むに止まれぬ時以外は」とかわす厚顔無恥さ、憲法の条文はもちろん、憲法学者の名前までクイズ出題するレベルの低さは、今日の一部野党議員にも無事受け継がれている。

「集団的自衛権」の重要性について身を持って示した「予算委員長ダイブ」

https://www.nicovideo.jp/watch/sm27176649

時は進んで2015年9月17日。いわゆる「安保法案」成立の最終局面だ。この日の参議院特別委員会で、山本太郎参議院議員(当時)や白眞勲参議院議員らとともに、委員長を務めていた故 鴻池祥肇氏のマイクと議事次第を簒奪しようとしたのである。

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更にこの後、あろうことか委員会室の窓枠に足をかけ、齢74の鴻池氏に後ろから全体重をかけて飛び掛かったのである。良識の府・参議院に議席を預かる議員としてはあまりに奇抜すぎか。

なお、この攻撃は野党議員から委員長を守っていた自民党の佐藤正久参議院議員が押し退けたことによって失敗した。撮影された上の写真は、「集団的自衛権」の重要性について端的に表していると言えそうだ。

共産党もビックリ…「自衛隊員は恐怖の使徒になる」

鉄砲玉の使い捨てでしょうな☆ | ノエル博士の戯言

この「委員長ダイブ」から約2週間後、今度はTwitterでの事件だ。

安保関連法の成立に対しての発言だろうが、日本という国を守る尊い使命を帯びている自衛官に対して「他国のこどもを殺傷する恐怖の使徒」と形容するとは。

どこからかようなボキャブラリーを捻出しているのか理解に苦しむところではあるが、小西氏による発言とあれば納得がいくというもの。

2016年には日本共産党が、防衛費について「人を殺すための予算」と発言した政策委員長を解任している。

テレ朝:「人を殺す為の防衛費」発言 共産政策委員長を更迭

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小西氏のツイートは、自衛隊違憲論の共産党もびっくりの発言だっただろう。

まさかの「亡命」発言。気になる亡命先は…

今度もTwitterだ。共謀罪(テロ等準備罪)の成立の際のツイートで、小西氏は「亡命」に言及している。

共謀罪に該当する法律がない国は、イラン・南スーダン・ソマリア・コンゴ共和国・ツバル・フィジー・ソロモン諸島・パラオ・パプアニューギニア・ブータンの10カ国で、このうち集団的自衛権を保有していないのはコンゴ共和国・ソマリア・南スーダン・イランの4カ国。

2ヶ月後の6月15日にテロ等準備罪は可決・成立したため、ネット上では小西氏の亡命先が話題となったことは記憶に新しいのではないだろうか。この件では、上司であり派閥の長でもあった野田佳彦幹事長(当時)も「ちょっと表現が過激になりがちなので、全体としてこの問題を含めてよく指導したい」と漏らしている。

民進・小西議員「国外亡命」発言 野田幹事長も苦言 – 社会 : 日刊スポーツ

直属の上司ですら手懐けられない武勇っぷりには一目置かざるを得ない。

小西氏に置かれては、経済評論家の渡邉哲也氏が行ったアンケートなども参照すると良いのかもしれない。

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自衛官から「国民の敵」 防衛大臣も「思うところはあるが…」

2018年4月26日。午後9時頃に現職自衛官を名乗る男性から「お前は国民の敵だ」と繰り返し罵られた。

防衛省は、この人物が同省統合幕僚監部に所属する30代の男性3等空佐だったと明らかにした。個人的にだが、筆者が自衛官という立場であれば自分たちを「恐怖の使徒」などと宣う国会議員を目の前にして冷静になれるかどうかは疑問が残る部分も大きい。

なおこの件について、小野寺五典防衛大臣は(当時)「不快な思いをさせたのであれば申し訳ない。国民の一人として当然思うことはあると思うが、それを口にするかどうかは自分が置かれた立場をおもんぱかって対応すべきだ」と述べた。果たして小野寺氏が「思うこと」はなんだったのだろうか。

「お前は国民の敵」自衛官から罵声浴びた 民進 小西参院議員 | | NHK政治マガジン

一方、3等空佐は自衛隊の聞き取り調査に対し「『国のために働け』、『ばかなのか』とは言ったと思うが『国民の敵』とは言っていない」と述べており、両者の発言には食い違いがある。最終的にこの自衛官は訓告処分となっている。

N党・立花氏とバトル…被災者を盾に取るのもお手の物

こちらは一昨年。NHKから国民を守る党(当時の党名)の立花孝志党首が世界の人口増を抑えるには「虐殺」などとした自身の発言を批判した小西氏に対し猛反撃。

立花氏曰く、この発言はマスコミに切り取られたもので、真意は全く別であったということだが、この辺りの認識が乏しく批判してしまったのが小西氏だったようだ。

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立花孝志 VS 小西洋之 1ヶ月以内に連絡がなければ裁判で決着をつける | netgeek

ついに小西氏の議員会館事務所を訪れた立花氏。驚いた小西氏は「地元千葉で台風の被災対応をしている」と逃げの一手だ。しかし立花氏に「ツイートも発災後だ」と指摘されるとトーンダウン。

ここは小西氏らしくもう少し攻めて欲しかったところだが、立花市のほうが何枚もウワテだったようだ。

「嘘でもいいから」「総務省課長がダウン」まだまだ続く、”武勇伝”

前者の「嘘でもいいから」発言は、おとな研究所もファクトチェックを行っているのでぜひ確認していただきたい。

補足することがあるとすれば、この件を指摘した大御所・鈴木宗男参議院議員に対する恫喝発言だろうか。

宗男氏は22日、ブログを更新し、本紙に掲載された佐藤優氏のコラム「マンデー激論」を引用した。佐藤氏は元外務省主任分析官の作家で、宗男氏とは盟友関係で知られる。佐藤氏は18日の参院予算委員会で小西氏が宗男氏に取った言動を問題視。「『私、総務省にいたから、先生のいろんなことを知っているんですけどねえ』というような発言が、恐らく、無意識のうちに出てくる小西氏の価値観に筆者は危惧を覚える」「民主政治にとって小西氏は危険な存在であるという認識を強めた」と佐藤氏は記事中で触れている。

東スポ:鈴木宗男氏 立民・小西洋之氏を徹底追及「なぜ詫びないのか。その感覚がわからない」

「民主政治にとって危険」かどうかについては、読者の皆さんの判断に委ねたいと思う。

そして、極めつけの「総務省課長ダウン」だ。

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目下、霞が関の官僚から大ヒンシュクを買っているのは、立憲民主党の小西洋之参院議員(49)である。2010年に総務省の官僚から政界進出を果たし、現在2期目の小西議員。
「彼が注目を集めたのはなんといっても、13年の参院予算委員会での一幕。憲法の条文などを尋ねる“クイズ”を連発して安倍晋三総理を激昂させ、“唯一、総理をキレさせる男”の異名を取りました」(政治部記者)

デイリー新潮:立憲民主党・小西洋之氏に官僚からヒンシュク 総務省の課長がダウン?

記事に登場する記者によると、小西氏は5日と8日の参院予算委で質疑に立つ際、彼の質問通告を受けた総務省の女性課長が直後にダウンしたということ。小西氏の度重なる電話と、質問を取りまとめるための深夜残業で心身が擦り切れてしまったともっぱらの噂のようだ。

だが当の小西氏はこれを真っ向から否定しているようで、先の「国民の敵事件」と同様食い違いが起きている。

真っ向から否定しているのだから、少なくとも女性課長と小西氏のどちらかが嘘をついていることは確実なのだが、女性課長が仕事が手につかないほどの状況になっているのであれば、全面的に自らの責任を認めないまでも、因果関係の可能性を認め詫びることや、気を使う様子を見せることもできるはずだ。

こういったことをしないあたりが小西氏らしいとしか言いようがない。

できるだけ持ち上げたかったが、やはり難しい。

ここまで小西氏の武勇伝…いや黒歴史を滔々と解説してきたが、やはり彼を持ち上げるのは難しい。

千葉県の有権者が次回の参議院選挙で、良識的な判断をすることをただただ祈るのみである。

 

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Akiおとな研究所 編集長

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おとな研究所 編集長
趣味は短歌、動画編集。不登校経験あり。

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