NHK党が「古い政党から国民を守る党」に変更へ。 党名から【NHK】がついに消滅 選挙への影響は?

NHK受信料を支払わない方法を教える党(NHK党)は明日、「古い政党から国民を守る党」へと党名変更する。(NHK党が「古い政党から国民を守る党」に党名変更)略称は「古い」とする。19年参院選で立花孝志党首がNHKから国民を守る党として当選して以降、NHKから自国民を守る党→NHK受信料を支払わない方法を教える党に続きこれで3回目の名称変更となる。(国政進出前は一時、NHK受信料不払い党という党名で活動していた)

先週までは、世論調査政党支持率で自民党を抜きトップになる可能性などを目指し「特になし」という党名へ変更する方針を立花氏は示していたものの、総務省が有権者へ誤解を与えかねない党名であると判断し変更認可へ難色を示したために急遽「古い」という党名へ変更となったのだ。

また、これまでも「みんなの党」「ゴルフ党」「民主党」などとNHK問題と全く関係がない政党名へ変更することを計画していた同党ではあるが、これらは全てお蔵入りしてしまっていた。

(参考)

国政政党「ゴルフ党」誕生!?-N国が党名変更へ―

【速報】N国党が民主党に党名変更へ

NHK党は諸派党構想というものを掲げており、国政政党資格を有しない政治団体の集合体を結成し国政で少数派の声を届けようという狙いがある。(そのために一時期「諸派党」への党名変更案も浮上した)この諸派党構想に参加すると得票率に応じて政党交付金分の資金が議席獲得の有無問わず一定額が参加政治団体に付与されることなどの利点がが強調されるが、立候補できる選挙区(厳密には重複立候補可能な比例ブロック)が限られてしまうなどのデメリットが多い。

<スポンサー>

※似たような構想に、前回参院選で日本維新の会が掲げた地域政党連合がある(国政政党日本維新の会は、大阪維新の会や減税日本、新党大地やあたらしい党などローカルパーティの集合体であるという考え方。新党大地出身の鈴木宗男氏などが当選)が、性質や結成目的はNHK党の諸派党構想と大きく異なる。

国政の場で、巫山戯ていると思われるような奇想天外なことを実行するNHK党であるために、この政党が何をやっても驚くことがない有権者の方々の方が多いだろう。しかし、2年前NHK党に票を投じた者の多くは「NHK問題しか取り組まない」「NHKをぶっ壊す!」を期待した人が多かったのではないか。

立花孝志 - YouTube
党首・立花孝志氏 (公式YouTubeチャンネルより)

党名が党の理念ややりたいことを体現する分かりやすい政党であるからこそ幅広い層から注目や支持を集めてきたことも大きいだろう。NHK問題については、政治団体「NHKから国民を守る党」が引き続き取り扱う方針であり、NHK党が独自に実施しているコールセンターサービスなどには直ちに影響はないと党側は説明しているが、マスコミ報道の減少も影響し、インターネットで情報を追わない限りその実態を知ることは難しいのではないか。

新党名からNHKの文字が消滅したことにより安心しているのはNHK関係者であろう。また、NHK党は「NHK」という具体的で分かりやすい敵(良く言えば改革対象)が党名に表れており、それのみのために活動していたからこそ一定の支持を集めていたと思っている。

今回の党名変更により看板名からわかる敵が「古い政党」と抽象化してしまった。支持率が0%代前半で推移するNHK党。古い政党から国民を守る党と大幅リニューアルしたところで低迷する党勢の拡大へ繋げることは困難と考えられる。

おとな研SNSをフォローして、最新情報をいち早くゲット!

おちゃおとな研究所 選挙・政局担当

投稿者プロフィール

ライターページ
大学生ブロガー。
主に選挙や政局、世論調査などが専門。

この著者の最新の記事

関連記事

あなたへのおすすめ



ピックアップ記事

  1. 2022-6-24

    【編集部記事】自民党政権公約は今…衆院選マニフェストの実現状況を徹底検証!

    昨年11月の衆議院議員総選挙から、約半年が経ちました。 与野党ともに政局も多く変化しましたが…
  2. 2022-6-23

    【編集部記事】乙武洋匡氏と考える「ダイバーシティー」~意見交換で見えたもの~(後編)

    参院選に出馬される予定の乙武洋匡さんと、渋谷区議会議員の橋本ゆきさんとの、ダイバーシティに関する意…
  3. 2022-6-22

    【編集部記事】もう迷わない!立憲民主党と国民民主党はここが違う

    「立憲民主党と国民民主党って何が違うの?」「結局どっちも民主党なんでしょ?」 立憲民主党か国…
  4. 2022-6-22

    同性婚不受理の合憲判決を考える ―「結婚の平等」に必要なたった1つのこと

    この問題が公に報道され議論されているだけでも、解消に向かっていると考えていいのだろうか。 そ…

スポンサー







Twitter・FaceBook

公式チャンネル

有料コンテンツサイト

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

スポンサー




スマホでもおとな研

スポンサー




ページ上部へ戻る