社民党コースからの脱却へ 立憲民主党新代表は泉健太氏に

新代表は泉健太氏に

前代表の枝野幸男氏の代表辞任を受けた立憲民主党代表選の投開票が今日行われ、決選投票のち泉健太氏が新代表に選出された。

昨今の立憲民主党をとりまく情勢は厳しい。先の衆院選では自民の受け皿として議席増の予測が大半だったものの、まさかの13議席を失う結果に。一方で日本維新の会と国民民主党が野党の中で勢いを強めつつあり、立憲民主党は「社民党コース」になるのではないかという懸念もある。この代表選も前代表の枝野氏が衆院選の責任を取る形で辞任したことから始まっている。

今回代表に選出された泉氏は昨年分党した国民民主党の出身だ。左派色の強かった立憲民主党だが、今回の候補者の中で最も中道寄りの泉氏が代表に就任したことで、立憲民主党に変化が起こる可能性がある。

主な焦点となったのは共産党との連携だ。先の衆院選では共産党との連携によって、共産党票が流れたと評価する声もあるが、逆に共産アレルギーのある浮動票を逃したという指摘もある。

泉氏は記者会見で共産党との今後について「衆院選では多くの努力を頂いたが、単に継続ではなく、しっかり党として総括しなくてはならない」「協力の在り方は確定ではない。現時点でこういう形というのは見えていない」と述べている。具体的にどうする科までは踏み込んでいないものの、今後立憲民主党として共産党との関係を見直す可能性もある。

また、かねてから批判が高かった野党合同ヒアリングについて泉氏は見直しを掲げており、パフォーマンス型野党から転換するという期待もある。

代表選そのものに対する雑感

今回の立憲民主党の代表選は、自民党の総裁選よりあまり注目されていなかったようだ。もちろん自民党総裁選は実質的に次期首相を決める争いであるので盛り上がるのは当然なのだが、立憲民主党は野党第一党である。次の選挙で政権交代の可能性もある政党の代表選が盛り上がりに欠けたのは残念だ。これも立憲民主党に対する期待感の薄れから来ているのかもしれない。

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また、候補者の間で大きな政策の違いがみられなかった。共産党との閣外協力に関しても全候補者が見直しを掲げるものの、具体的な政策には踏み込まなかった。その他、候補者同士の討論会においても意見対立が避けられ、活発な論戦が展開されず迫力が乏しかった印象を受けた。

 

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よもぎおとな研究所 副編集長

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