先日、筆者はおとな研究所初の試みとして、政治価値観に関する調査を開始した。まだまだ回答受付中なので、是非答えて頂きたい。 未だ終了していない調査なのだが、現時点では回答数275件である程度の回答は集められた。その中で、日...
「マクロス」の記事
備考:諸国の全要素生産性統計
前回の記事で、全要素生産性が持続的に上昇すれば資本投資の好循環を生み出し年間2%程度の潜在成長に繋がることを示した。 今回は参考までに各国の労働時間と資本対労働比率、予測GDP、比較全要素生産性のデータを列挙することにす...
日本のGDPを6割上げることが出来る 今すぐにでも実行可能な政策とは
日本は長期的な低成長に見舞われている。1991から2019年の平均経済成長率はたった0.9%に留まり、米国の2.49%、英国の2.02%、ドイツの1.5%となど、競合先進国と比べ大幅に低い水準となっている。本日の記事では...
【マクロ経済学を、わかりやすく解説】経済成長の鍵とは?資本と成長
日本は1990年代以降、構造的な低成長に悩まされてきた。これに対して、ツイッターなどでの言論空間では何故これ程長期的な不況が発生したのかと言う議論が巻き起こっている。一部は政府による財政支出が足りないと言い、他者は政府が...
今こそ、カーボンプライシングを:炭素税への対案
今、全世界で地球温暖化を筆頭とする気候変動対策に世界各国が動いている。目標は産業革命前と比べ、地球平均気温の上昇を1.5度までに食い止める事だ。その為には世界各国が2050年前後までにCO2を始めとする温室効果ガスの純排...
反緊縮以前に反科学:れいわ新選組、山本太郎は「謝罪と賠償」を
ここ数年、政党「れいわ新選組」の代表を務める山本太郎氏(46歳―落選中)はトンデモ経済学で世間をにぎわせているが、11日、自身がこれまで行ってきた原発関連の発言に関する釈明文を掲載した。 震災、そして原発事故から10年と...
新自由主義とは一体何か?(2)
日本の政界では小泉政権以降、「新自由主義」との名の思想が激しい論争を引き起こし、その賛否によって政治関係者、特にネット上での政治議論が分裂する事が頻発している。一般的には竹中平蔵氏などを始めとする経済学者、シンクタンク「...
新自由主義とは一体何か?(1)
日本の政界では小泉政権以降、「新自由主義」との名の思想が激しい論争を引き起こし、その賛否によって政治関係者、特にネット上での政治議論が分裂する事が頻発している。一般的には竹中平蔵氏などを始めとする経済学者、シンクタンク「...
「新・所得倍増計画」の解剖: 日本改造の礎
前年11月に否決された大阪都構想に代わる「目玉政策」を模索している日本維新の会では藤田文武(40)衆議院議員を中心に、画期的な社会保障政策の大転換が議論されている。 その名も「新・所得倍増計画」と、非常にインパクトがある...
世界の選挙制度(3)オーストラリア上院
オーストラリアは太平洋州最大の民主主義国家であり、日本とも基本的価値観を共有する国である。オーストラリアは大英帝国によって入植された歴史から、日本と同じくウェストミンスター制度(立憲君主制の下に2院議員内閣制)を採用して...