おとな研究所は、ヤングケアラーや内密出産問題など、子ども子育て政策に力を入れている国民民主党の伊藤孝恵参議院議員にお話を伺った。 今回はその前編となる。 政治家を志したきっかけ 政治家を志したきっかけを教えてください。 ...
教育
「ハーフ」好きの大人たち – 国際結婚の「目的」
「ハーフ」とは、国籍の異なる夫婦の間の生まれた子供のことを指す。近年では、「ミックス」「ダブル」など様々な呼称があるが、今でも「ハーフ」という言葉は、複数の国籍/人種ルーツを持つ人々への羨み、嫉み、揶揄、賛辞などの心情ま...
「Don‘t Say Gay」米国でのLGBT論争の行方は?
アメリカフロリダ州議会は、ウォルト・ディズニー・カンパニー(ディスニー社)に認められていた自治特区権限を取り下げる法案を可決しました。これまでフロリダ州の経済発展に大きく寄与し、州政府とも良好な関係を築いていただけに、今...
奨学金のマイナンバー活用について問う~学びの意思を尊重する制度設計を~
2020年4月より、JASSO(日本学生支援機構)が運営する奨学金の制度が大きく変更された。その内容とは、従来の貸与型奨学金の制度に加えて、「給付型」奨学金の制度が創設されたというものである。 一見、奨学金を将来返済でき...
自民党保守派の大きな矛盾 今こそ考える「こども基本法」の意義とは ーこども政策特集【2】
政局が政策を置き去りにする様子を、国民は何度も目にしてきた。 社会を動かす次の担い手たちがまた、その光景を目にしているのである。 一体的な「こども政策」の議論が、国政壇上においてようやく本格的に始まっている。与党間協議に...
高校「現代社会」廃止で22年度から「公共」新設へ 社会科教育、何が変わるのか
2022年4月から、高等学校において公民系の科目である「現代社会」が「公共」へと置き換わる。 従来の「現代社会」の教科書に比べ、「公共」の教科書は、SDGs(持続可能な開発目標)など社会的な課題を通じて自分の考えをまとめ...
「こども家庭庁」への名称変更を絶対に認めてはいけない理由 -こども政策特集【1】
自民党政治の最も良くない部分が出ている。「保守派の票は固いのだから、配慮しておこう」「どうせ国会で同じ議論をするんだから、先に折れておこう」の繰り返しだ。守られるべき権利が守られず、ないがしろにされる人が出るだけなので...
政治家インタビュー#5 れいわ新選組 候補予定者・北村イタルさん
いよいよ10月19日に公示され、31日に投開票が行われる衆議院総選挙。各党・各候補予定者の動きは連日報道され、発足したばかりの岸田政権に対する国民の初めての審判がくだされようとしている。 おとな研究所では「政治家インタビ...
全ての中学生に「裁判を傍聴する機会」を設ける意義 -署名活動の理由とは
「自分自身の体験や、実際の活動を基礎とした学習」は、近年その重要性がますます高まっている。現実に起きている事象を自分の肌で感じることは、理科も社会科も同様だ。 「法教育」という言葉がある。 法教育とは,法律専門家では...
町田市で小6女児自死 -GIGAスクール構想の問題点を放置したことが最悪の事態を招いた
決してあってはならない出来事というのが世の中には存在する。未来への希望が握りつぶされること、もう二度と取り返しがつかないことである。 東京都町田市立小学校6年だった女児=当時(12)=が昨年11月、同級生からのいじめを...