今、全世界で地球温暖化を筆頭とする気候変動対策に世界各国が動いている。目標は産業革命前と比べ、地球平均気温の上昇を1.5度までに食い止める事だ。その為には世界各国が2050年前後までにCO2を始めとする温室効果ガスの純排...
社会問題
学校給食と行政のあり方を考える
学校給食は1889年に山形県の鶴岡町の小学校で始まったのを機に全国に広がった。当初は「弱者救済」の側面が強かったが、現在では「食育」などといった、新たな考え方も登場するようになっている。 今回の記事は「学校給食と行政...
札幌地裁・同性婚に一切法的効果を認めない点は違憲と判断 「傍論」による「暴論」だ
現行婚姻制度を憲法違反と判断した初の判断 札幌地裁は、3月17日、同性婚を不受理とすることにより、婚姻の法的効果を一切認めないことが、同性愛者を差別し憲法14条に反するとして、「傍論」で違憲判決を出した。ただし、同性婚...
国民民主「飲食店に懲役」デマはなぜ広がったのか?
12月2日に国民民主党が国会に提出した新型コロナウイルス特措法改正案には、確かに、6か月以下の懲役を含む罰則が盛り込まれた。しかし、その範囲を巡り、SNS上やニュース記事上で多くのデマが散見された。 後述の通り、国民...
過労死問題の本質
日本は大企業、中小企業を問わずに、構造的な長時間労働問題が存在し、結果として過労死が多発(昨年、認定されただけでも190件)しており、長時間労働は日常茶飯事となっている。 過労死は過去と比べれば現在かなり減少しているも...
問題と向き合い続けた30年 -日本の少子化政策を振り返る
我が国が深刻な問題として抱えている問題の代表が、「少子化」だ。 おとな研究所では、既になんどもこの「少子高齢化」を扱ってきた。 上の記事では、データから今後の日本はどのように少子高齢化と向き合っていくべきかが示されている...
選択的夫婦別姓 どさくさ紛れの「兄弟別姓」に警戒すべきだ
選択的夫婦別姓案は一通りではない おとな研究所でも、すでに選択的夫婦別姓問題について取り扱っている。 選択的夫婦別姓そのものは、実現の必要性・許容性がともに認められる制度であり、もはや実現されるのは時間の問題であろう...
記事本文を読まないツイッター利用者と扇情的なタイトル~『愚民思想』をめぐるデマが広がった背景
山尾志桜里議員(国民民主党)が論座に寄稿した記事「国民民主党『憲法改正への論点整理』に込めた願いは愚民思想からの卒業」について、様々な意見や批判が出ている。 https://webronza.asahi.com/pol...
【速報】今年の漢字は「密」
日本漢字能力検定協会が行うキャンペーンとしてすっかり定着した「今年の漢字」。令和2年の「今年の漢字」が12月14日、午後2時より京都市・清水寺で発表され、「密」に決定した。 令和2年は、新型コロナウイルスが流行し、「...
同性婚は、「婚姻の自由」を保障する憲法改正によって成すべき、4つの理由
平河氏による「国民民主案」批判は見当違い 国民民主党が11月に出した憲法改正草案のたたき台では、「同性婚の保障」を掲げている。これを受けて、ライターの平河エリさんが以下のような批判を行った。 確かに、「婚姻の自由」が...