今回12月5日に恵比寿駅にて行われた国民民主党のトークイベントを取材した。
その様子をお届けしていく。
小雨が降る中、晴れ男を豪語する玉木代表の前座(!?)から始まった。
玉木代表からは以下の4点について
国民民主党の提案の説明があった。
- 48兆円規模の追加の経済対策を実施すること
- 新型コロナ対策特措法をメリハリの効いた法律に改正すること
- 電気自動車の購入補助の拡充(40万から80万に大幅増額)
- 不妊治療対策(保険適用の適用拡大)
次に新しく衆議院選挙に挑戦予定の円より子氏、佐藤由美氏の紹介並びに挨拶があった。
円より子氏は選択的夫婦別姓などに触れながら、女性の取り巻く法律や制度を変えたいと訴えていた。
佐藤由美氏は、政府の鈍い対応を指摘しながら、国政から具体的な政策、提案ができる国民民主党から挑戦させてほしいと力強く語っていた。
次に山尾志桜里氏からは、「国民民主党は国民と対話をし、提案をし、実現をするということ」「こくみんうさぎの長い耳に込められた意味」、さらに国民民主党に入った理由として、「野党でありながら提案、実現、そして解決ができるのが国民民主党だから」との話があった。
また憲法については、「コロナのような緊急時だからこそ憲法の裏付けのある対策で対応しなくてはならない、だから憲法を議論する必要がある」と訴えていた。
そのあとの玉木氏と山尾氏のトークセッションでは教育に関する支援の話題やデジタルに関する「横割り」の問題等幅広く議論が交わされた。
最後に安全保障に関して山尾氏から自主防衛の必要性、玉木氏からは総合的で現実的な安全保障の議論が必要であるという主張がなされた。
代表選挙も目前に控えたシン国民民主党。
提案し、実現し、解決するあたらしい「提案型」野党に国民の期待がどれだけ集まるか。
国民民主党のこれからの動きに要注目である。