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【世論調査】総裁選の影響で野党支持率は軒並み低下・・・ 自民復調なるか

菅総理が自民党総裁選挙不出馬を表明し一週間が経過した。新総裁=新総理を意味する為に、マスコミ報道やワイドショーは日々自民党総裁選挙の話題で持ちきりとなり報道の内容について大きくあり方が変わる。影響は早速、今週行われた世論調査でも伺える。

本日発表されたNHK世論調査。自民党の支持率が前回と比較し4.2%増加し37.6%。一方で野党第一党の立憲民主党は前回より1%近く下がり5.5%と6倍程度の差をつけられている。共産党や維新の会なども支持率減少、国民民主は大暴落しNHK党と同水準である0.2%にまで落ちた。

参考:https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/

もちろん、近年の世論傾向は政党支持率で図るものではないと度々指摘していることは記事を読んでいただいている皆様の多くの皆様が承知の上であろう。では、次期総選挙の結果を占う上で重要な指標となる次期総選挙の投票先調査はどうであろうか。例えば同じく今週行われた日経新聞の調査では、自民党43%、立憲8%とこちらも5倍近い差が開いているのだ。自民党過半数割れや政権交代の可能性が少なからずあるのではないかと数々のマスコミや選挙予想屋は指摘していたが、状況はここ数週間で一変した。

河野総裁誕生なら野党壊滅・・・?? 国民人気が高い河野氏

総裁選挙後すぐに衆議院選挙が行われることに注目だ。与党として誰が総裁=選挙の顔になるのかが選挙結果を大きく左右することは言うまでもない。当然のことながら自民党支持層から厚い支持がある者が党総裁になるということが支持基盤固めという意味合いがあるために重要視されるが、同時に40%前後存在するとされる「無党派層」から注目を集める、国民人気の高い人物が党総裁に就任することが衆議院選挙において自民党が勝ち抜くための絶対条件とされる。

これは一週間前のデータとなる(今週はクロス集計票等詳しいデータを公開する朝日新聞が世論調査を実施したが、詳細は明日公表されるために今回の記事ではもちいらない)が、GS(グリーンシップ)が公開した世論調査によると、今回の総裁選挙で投票権がないもの、無党派層から最も支持を集めているのは河野太郎氏であり割合はなんと39%。比較的国民人気が高いとされていた石破茂氏(26%)を上回る。菅総理への批判が高まる中、自民党寄りだった無党派層等が離れていってしまったのがここ最近のトレンドであったものの、河野氏が仮に総理総裁に就任するならばそれらの支持を取り戻すことができ衆院選でも自民党は勝つことができるだろう。

菅政権の支持率が低下し躍進が予想されていた立憲民主党などの野党各党は厳しい直面に入らざるを得なくなる可能性も否めない。総裁選挙、新総理総裁誕生という大型イベント後に解散総選挙へ突入させる自民党の作戦勝ちか。

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