核の無い世界など訪れない。|都合が良い日本の反原爆主義は世界で呆れられる。

原爆投下だけが「人類の愚行」になる不思議~奇妙な日本の対米忖度 ...

8月6日は日本史において決して忘れられる事の無い日であろう。昭和20年8月6日午前8時15分、米軍機B-29が広島市に原子力爆弾を投下した。戦闘行為として世界初となる原子力爆弾の使用により、非戦闘員16万人もの命が失われる大惨事であり、放射線による被害を未だに受けている方々もいる。

本土決戦を回避し、戦争を終わらせる為には原爆投下が必要であったかどうかは永久に結論が出ない事であろう。しかしこれは確実に言える。原爆投下は無実な市民を大量殺戮する残虐行為、で二度と繰り返されるべきではない事である

ソ連へのけん制、新兵器威力の実験、そして放射能が人体へ与えるの影響を確かめる。これらの理由で、戦争と言う概念を理解出来ない子供さえを万単位で殺すと言う行為は極悪な行為であり、人間として絶対に許す事は出来ない。

原爆は残虐で、無差別で、人間を苦しめる最低な兵器だ。しかしながら、我々が史上初めて75年も大国間で戦争が起きない人類史上類見ない平和な時代を謳歌できているのも、この憎たらしい原爆があってこそである。

原爆の相互確証破壊、それは核戦争に至れば世界全体が破滅すると言う概念である。この概念があるからこそ、冷戦は第三次世界大戦とならなくなり、日本は再び戦場になる事も無かった。高度経済成長期を迎え、世界有数の経済大国で豊かな国にもなれた。考えれば考えるほど不愉快な事実だ

「非人道的な兵器である原爆をこの世から消さなければならない。」実に崇高な理想である。しかしだかが理想である。

原子力爆弾がこの世から消えれば、中国は確実にその軍事力を使い日本を含む周辺国に侵攻するであろう。西側諸国が持つ「核の力」が消えると世界中で再び戦争が勃発し、築き上げてきた平和が一気に崩れ去る。

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日本国は戦後、「核を持たない、作らない、持ち込ませない」非核三原則を国是としてきた。しかしながら実情は米国の核の傘により、目と鼻の先にある共産主義の脅威から守られてきたのである

これを考えると「日本は非核国家である」と言う主張は虚構である事が分かる。日本は「非核国家のふりをしながら、核の抑止力に縋ってきた国家」なのだ。

戦後この不都合な事実を直視せず、政治家が「世界から核兵器を無くす」と言い続ける事は無責任なのではないか?幾ら大衆ウケするからと言って現代日本繁栄の礎である日米同盟、そして核の傘を否定する条約に参加しろと主張する事は政治家としては失格では無いか?

大衆ウケが良いからと言って、それを追求すると待っているのは破滅と絶望である。これでは大衆ウケで先の大戦に突っ込んだ日本と何も変わらない。

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マクロスおとな研究所 経済担当

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某国立大学の文系学生です。主に経済や選挙制度に関する記事を書きます!
※2021年7月15日を以て引退。

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