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足立康史が守った維新にとって一番大切なもの -ゲストライター

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とうとう激突した減税派と維新議員

遡る事1月2日。お昼になった辺りで、私のスマートフォンの通知音が鳴った。私が通知をオンにしてるのは、足立康史と倉山満。どっちかなと思いスマホを開くと足立康史が、Twitterの友人であるRyuga氏の希望に応えて、その日開催予定の、金融資産課税の反対論者の募集をスペースを使って宣伝をしていた。

以下その旨のtweet

このtweetを見れば、足立康史が金融資産課税の議論をするにあたり、反対派のディベーターをお願いしているだけでなく、自身の今の状況とスタンスを明確にし、あくまでも参考意見として議論を聞きたい旨の発信をしている。

しかし、この日の夜のディベートには明確な反対論者は一人も来なかった。唯一反対論者としてスピーカーに上がったのは、「どちらかと言えば反対」の立場という、Hias氏だったのである。この回のスペースの内容は、あだチャンの以下の回に収録されているので、お時間があればお聴き下さい。

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内容は聴かれた方はご理解頂けると思うが、最終的に足立康史はこの回のスペースに於いて、金融資産課税をやるとは一言も言っていない。そして問題が起きたのはその翌日である。

そのTweetがこちら

内容は減税派の一人のtweetに音喜多駿議員(党政調会長・団政調会長代行)が引用RTで答えたTweetである。これが大きく足立康史をバッシングする、減税派の攻撃の端緒となったのである。

 しかし、ここは今、足立康史本人が党内で和解と理解の為沈黙を守っているので、音喜多議員との顛末については、あえて割愛させていただく事とする。

そして、減税派の指導的立場にあるワタセユウヤ氏のwebメディア“サキシル”での3日間連続の記事も、その憶測とデマを織り交ぜた独特の内容で、足立康史を攻撃していったのである。内容は他メディアでもあるので、興味があれば検索していただきたい。

 私感を述べさせていただければ、全くの事実無根と、妄想による誹謗中傷である。第一に足立康史は、金融資産課税を議論しただけであり、それは藤田文武維新幹事長の意向なのである。そもそも論で議論を許さないというのは民主主義であろうか?

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https://twitter.com/ramenkomiyama/status/1478204983422361605?s=21

2021年12月21日(火) 日本維新の会 国会議員団 第3回 政調役員会・第1回 新しい経済社会調査会〈資産課税について〉【フルオープン】より引用”https://youtu.be/vQPbppyerQ4

Twitterアカウント、いす氏 @chairtochair の藤田幹事長の金融資産課税の継続的議論のまとめも引用しておく。

https://togetter.com/li/1827163?s=09

色々とあったこの騒動。実は意外な終わり方をしている。それは足立・藤田・音喜多会談で一応の藤田幹事長への全権委任という形での手打ちになった。それがこの藤田氏のtweetである。

ここも、一旦終息に向け足立康史が動いているので諸々はカットさせていただくが、この謝罪をもって事の終息を見ている。そして足立康史のこの大きな意義のあるTweetである。

この二つのtweetはとても大きな意味を持つ。それは日本維新の会は、特定の意見にだけ耳を傾けるのではなく、一つ一つの議論を積み重ね前進していくという決意表明なのである。

減税派という、すべての税に反対だという、議論すら許さない団体から、日本維新の会を守ったという、大きな、そしてこの間、足立康史以外が、誰も争うことを避けた減税派を退かせた大きな発言である。

 私は、今回の騒動で、足立康史が全てにおいて正しいとは言わない。それは言葉の汚さだったり、手際の悪さだったり諸々といくつもの要素がある。しかし、その全てのネガティブな要素をチャラにしていい程の功績はこれだという事である。

 そしてこの足立康史の発言を受け、ワタセユウヤ氏の敗者の弁がこれである。

まさに負け犬の遠吠え。自身が自由にならない党には興味はない様子。そもそも論でこんな人間をまるで、さもブレーンかの様に大事にしていた、一部特別党員には猛省していただきたい。

そして最後に足立康史議員に。

もっと落ち着け!!あなたの国会での議論を待っているのは全国の有権者だ!!日本維新の会の国会議員団政務調査会長として、やるべき仕事は国会議員団の内部不興を買う事ではないだろ。私は貴方を日本の国会議員で最も高く評価している。そんな貴方が自由に議論し、そして公正公平な社会を築いてくれる事を願って止まない。


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