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【文字起こし寄稿】日本維新の会 党政調会 2022年06月17日

ライター|コミヤマ タケシ:会社員。記事一覧 Twitter

※この記事は、ゲストライターによる寄稿記事です。おとな研究所編集部や所属ライターが作成した記事ではありません。なお、寄稿の応募はコチラから誰でも可能です。


以下の文字起こしは、2022年6月17日に行われた日本維新の会の「全国政調会長会議(党政調会)」における出席者の発言内容である。

参院選2022マニフェスト重点政策にかかげた「出産費用無償化」について、党政調会が作成したQ&A集について、各議員団の政調会長が意見や質問を述べた。

同党は政調会を党公式YouTubeチャンネルでライブ配信しているが、この政調会に関してはライブ配信後、党公式YouTubeチャンネルから動画が削除(非公開)されたため、以下文字起こしを共有する。

概要

文字起こし元:2022年6月17日 日本維新の会 全国政調会長会議(党政調会) 参院選重点公約「出産・教育無償化について」 ※日本維新の会Youtubeチャンネル(非公開) 本編21:49〜

共有資料:20220617日本維新の会全国政調会長会議ペーパー

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発言者:音喜多駿 党政調会長、藤田暁党 政調会長代行、足立康史 国会議員団政調会長、井上基之 新潟維新の会政務調査会長

本文

音喜多「皆様からのご意見ご質問いただいて、修正してから公開、皆様に展開しようと思っていますが、えーじゃあ足立さん、挙手頂いてますのでお願いいたします」

足立「ありがとうございます。これあれですかあの議論した上で公開ちゅうの世の中に出すちゅうことですか」

音喜多「それも含めて検討しようかなと思って今日もこれ公開にされてますので」

足立「とても重要だと思うので何点か申し上げたいと思います。まず、音喜多さん藤田さん大変わかりやすい整理をしていただいてありがとうございます。あの無償化というのは簡単ですけどちゃんとここまで詰めて整理をして頂いたことには感謝を申し上げたいと思います。あの、それぞれ一点ずつ申し上げたいと思います。

まず藤田さん、教育無償化なんですけど、所得制限の議論があります。藤田さんおっしゃっていただいたように、理念的なところから説明するのが、あの一つのアプローチだと思うんで、それまず第一にあったらいいと思うんですよね。ただ国会で音喜多さんは多分国会で見ていただいてるんで、あのわかってらっしゃると思うんだけど、あの結局所得再分配の問題と絡むわけですね、所得制限は。結局自民党が戦後70年作ってきた、64年作ってきた日本の制度は、所得再分配がちゃんとできてないんですね。だから給付付き税額控除っていう議論が出てくるわけですね。だから所得再分配がベーシックな所得税制の中でできてないので、個々のサービス給付とか現物給付において所得制限を設ける形で所得再分配の擬制的にそれやってきたというのは多分日本社会の現実なんです。で、日本維新の会はそうではなくて、抜本的な所得再分配は、所得税体系の中でやりますと、あるいは税制税構造体系全体に見直しの中でやりますと言っているので、それが完成したあかつきには、個々の教育無償化とか個々の現物、まあさっきの話だと給付ではないということかもしれませんが、広い意味での現物サービス両面での給付において所得制限を設ける必要はないよねと藤田さんがおっしゃった理念を強く押し出してやっていけばいいんだということになると思うので、ぜひそういう国会で議論されていることもですね、ちゃんと書き込んでいただければありがたいというのが1点。

それから出産費用はですね、これまあ音喜多さんにまあご質問になるんですけど、あの保険ですよね保険、で保険っていうのはやっぱり特徴が二つあって、あの一つは財源が現役世代に集中しているということと、それからその保険者機能ですよね、保険者っていうのは、保険の対象事故が、あの事故がどうかってこだわらないですよ、こだわらないけど、保険の対象事案ができるだけ少なくなって、保険財政が助かる方向にモチベーションが沸くように設計されているんですね。だから、立憲民主党の枝野さん達が言ってたベーシックサービスということを採用せずに、私たちが医療や介護の公的なサービスについては、保険を維持すると言ってきた理由はですね、保険者機能が機能するために言っていたわけです。出産に保険を提供するっていうことは、出産ができるだけ起こらないようにすると保険財政は助かるわけですから、逆インセンティブになると思うんですが、その点ちょっとどう整理されてるか、これまでも申し上げてきたこと、これ藤田さんと議論してきたかな、ちょっとあの公の場で不適切であればまた別途でも構いませんのでQ&Aには反映をしていただきたい。

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それから最後1点国でできないことは政権取るまでやらないではなくてですね、あの地方でできることがあると思いますので地方ができることは地方でやるということをですね、維新らしく掲げていただきたいと思います。以上です、ありがとうございます」

音喜多「ありがとうございます。まとめていけるとこまで暁さんお願いします」

藤田「まず私の方から教育のところをお答えしたいと思うんですが、まさに足立さんがご説明していただいた通りで、所得の再分配機能っていうのは、今回はあの三位一体改革の方で、日本維新の会としては設計をしているということで、教育についてはその所得の再分配ということではなくて、やっぱりこの理念として国家が責任を負って全国民に補償すべきものだというような立場に立ちたいと思っています。あと少しニッチな例にはなるんですけれども、例えば現実的な声として、じゃあお医者さんで非常に所得の高い家の子供が、お前は息子は医者になれということ言われた場合ですね、子供にはあの選択権がないですので、医学部じゃないと学費出さないとか言われた場合にですね、子供には選択権になくなってしまうわけですね、そういうことではなくて、あの所得制限をかけてしまった場合ですね、子供が自分で学費を負担して子供が例えば、農学部に行きたいって言った時、親が金を出さないって時どうすんだとか、これ非常にニッチな例ですけど、いろんな細々した問題はあるんです。

なので、そういうことではなくて、やっぱり一人一人の個人にフォーカスして学びたいという意欲があって、そして努力をして準備をしたもの要は入試をパスしたものについては、これは教育というのは無償で提供されるんだと、それが人材を育てて強い国を作っていくんだという理念に立ってますので、まさに足立さんが説明していただいた通りで、所得の再分配ってのは別のところでやっていくという風にご理解をいただければというふうに思っています。」

足立「それをあのできれば明記していただいたら、大改革プランに言及していた方がいいんじゃないかなと思います、すいません」

藤田「かしこまりました。ありがとうございます。じゃあそれも追記しておきます。で妊娠のところなんですけれども、まあ一つまず前提として、あの足立さんともお話ししたんですけども、今の出産一時金42万円も保険財政の中で出されているという現状があります。足立さんの立場で多分おっしゃれば、その今の制度にも反対なんだっていう立場なんだろうなって思うんですが、まずそこでその財源的な優位差がないっていうところ一つ現実問題として押さえておかないといけないんだろうなって。例えばさっき言ったような禁煙外来ですとか、まあそのまあ望ましくないことなのかどうかっていう微妙なところにも今保険適用が拡大されていってると、不妊治療とかもそうですね、起こらないようにしていくべきものっていう風に言ってしまうと、少しハレーションが強いのかなっていうものに対しても、保険適用っていうのは少し拡大されていると。

なので、足立さんのおっしゃるようにね、保険の理念っていうところで、まあ保険者ができるだけそういう事故が起こらないようにしていきたいっていうところのインセンティブが働くんやってそれその通りだと思います。ただ一方で、じゃあその保険適用じゃない場合ですよね、その自由診療に対して診療報酬のキャップをはめていくっていうことが、その保険の精神にもとるっていうのと、どちらが大きな問題になるのかというところで、我々としては保険適用に踏み切るべきだろうという判断をしていったんじゃないのかなっていう風に僕は理解をしています。」

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足立「ありがとうございます。今回の保険適用の打ち出しに異論があるわけではなくて、あのそれはそれでも皆さんで決められた事なので国会議員団としてもサポートをしていくつもりです。あのただあのQ&Aを見るとですね、あの上限設定案を完全に否定してるんですけど、あのニュートラルに考えて、あのそれぞれメリットデメリットはあるんですね。今回あの保険適用に軍配をあげられた事についてはあのその決意と覚悟のほどは敬意を表したいと思いますが、これニュートラルに議論すると、あの両方あって、特に上限設定はですね、教育無償化を大阪でやってきたわけですから、全国で初めて日本で初めて教育無償化上限つけたですよね。上限付ける案を排除する、それはなんかQ&Aで否定してしまうのは、非常にバランスを欠いていると私はやっぱり強く思ってます。

だから大事なことは手段ではなくて目的ですよね。まさにあの出産費用無償化するということが、誰もやったことがないことを維新の会はチャレンジするわけですね。だから出産費用を無償化ということを強調して、手段の、今回軍配をあげた最、有力な手段は保険適用だけど、だからといってそのQ&Aで上限設定を頭からこのバツを付けるのは、私はやりすぎであると、あの点については紙で音喜多さん藤田さんそれから皆さんには提示をさせて頂いてますので、是非深く御吟味をいただきたいと思います。以上です。あのくれぐれも、あのマニフェスト重点政策、支持をしてますので、あの誤解なきようお願いします」

藤田「ありがとうございます。あのちょっと補足させていただくと、やっぱ大阪でもその上限を設定して、あの教育の無償化を実現できたじゃないかっていう風にあの言っていただけるんですが、あのその枠内に入らずにですね、私たちは協力しないよって学校があるのも一方で事実です。なので、出産でそういうことになってしまうと、教育ってのは基本的な皆さんの平穏な環境の中で自分がどこの学校に行こうかと落ち着いて選べるっていう特性があるんですけれども、出産ていうのやっぱりですね、あの自分の家の近くがいいとかですね、実家の近くじゃないと不安だとかですね、何をそのサービスと料金だけで選びづらいという部分もありまして、例えば自分の実家の近くの病院が、じゃあその枠組みに協力せずにですね、独自の料金を設定してる病院だった場合、そこを選ばざるを得ないのかとか、さっき言ったように救急で搬送された場合

どうするんだとか、いろんな問題があってですね、保険適用で全国どこの病院でも安心して出産をしていただけるっていうほうが優位性が強いんじゃないかっていう議論もありました。足立さんがおっし ゃるように」

足立「だから、メリットデメリットはそれぞれにあるわけですよ、メリットデメリットは。そうでしょ藤田さん」

藤田「そうですね、もちろんです」

足立「メリットデメリットは保険適用方式にも、上限設定方式のそれぞれメリットデメリットがあるわけじゃないですか。それを保険適用でようは手段にこだわって上限案をここで却下する意味っていうのはなんかあるんでしょうか。私はむしろニュートラルに考えると、今回は国民への訴求のしやすさとかで執行部が、特にあの吉村副代表が保険適用に軍配をあげられたことについては、それも全く党のガバナンス中ですから国会議員もですね、あの120%サポートする、支持をするつもりでしてきたところでありますが、Q&Aでここまで詳細に整理をした時に、上限設定案を却下するっていうのは、無償化で上限を作ってきた維新の会として、自分の舌を噛んでる明らかに噛んでる。

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でさっき私が申し上げた保険にかかるデメリット、さっき私が申し上げたのは根本的な保険に関するデメリット、ようは、保険者機能が働くと出産は減るんだということですねとか、財源が若者に偏ってるとか、それはそれで課題があるわけです。だから私が是非今日お集まりの政策責任者の皆様にお訴えしたいのは、私たちは逆立ちしてでも出産費用無償化をやるんだというその決意と覚悟を国民に伝えることが大事なのであって、手段について、ここで保険と上限のどちらがいいかという軍配を、いや保険がいいでもいいですよ、ただ上限設定はありえないんだとQ&Aを公表することについては、私は後々禍根を残すので、国会議員団の政策責任者としては、到底受け入れられないということです」

藤田「はい、ありがとうございました。あのちょっとあの認識の違いがあるかなと思っていて、あのまず私たちが認識してるのは、そのメリットデメリットがある上でメリットとデメリットを比較して保険適用の方がいいだろうという意思決定が組織としてなされて、代表副代表も発信しているところである、という前提に立っています。なので色んなその討論会ですとか、現場でタウンミーティングの最中ですとか、いろんな方から、じゃ何で維新は保険適用なんですかと、この岸田さんが言ってるのは、一時金のあの増やすとかあるいはその保険診療じゃなくても、上限決めたりできないんですかというようなQ&Aに対して、この文言を、いやその上限設定じゃなくて保険の方がいいんですよってことを整理してきたというところなので、そういう流れの中でやっ」

足立「だからバックアップ案として。保険についてごちゃごちゃ言ってくる人が必ずいます」

藤田「います」

足立「それに対しては我々は保険でやるけど、ね、どうして保険っていうものが制度的に行き詰まるのであれば、大阪で教育無償化も上限設定してきたから、条件設定というバックアップもありますよ、我々だから一つ目の案、保険案が倒れても次から次に案を繰り出してですね、あらゆる手段を検討して、先ほども申し上げた出産費用無償化は逆立ちしてでも実現するのであるというその覚悟を示す上では、そのなんか上限設定案をバツをつけるQ&Aを出すことはですね、逆に日本維新の会として、責任を岸田内閣に押し付けるだけで、自分達は野党だと、責任はないんだということが表に出ちゃうと思うんですよ。私たちはどんな形でも、這いつくばってでも出産費用無償化はじめ次世代の投資をやるんだということを第一に訴えて、そのための手段の主たる手段として保険適用を街頭で訴える、でもQ&Aではバックアップ案だってあるんですよ

と、なぜならば我々は大阪で上限設定やってきた実績あるもんねという論理立てを作るのが、極めてそのバランスの取れた、バランスが普段取れてない私がバランスを訴えるのはですね、非常にあのあれですが、ただ音喜多さんも日頃からあのベーシックインカムと給付付き税額控除を並べることにこだわってらっしゃるわけだから、なんかその手段の部分について、選択肢を自ら排除するという取り組みはね、やはりあのこのまさに国会議員団ではほとんど議論されていないアイテムについて、党の公約、国政選挙の公約にするのは、私はこのQ&Aについてはやはり問題が多いということを指摘したいと思います」

藤田「そうですね。あのちょっと整理をしますと足立さんは保険適用でいくっていうことで組織決定されたよってことは支持していると」

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足立「繰り返し申し上げてる通りその通りです」

藤田「ですよね、その保険適用に反対してるわけではないということで、保険適用っていうものを降ろさなきゃいけないほどは保険適用っていうのも全然話にならないんだという立場でもないってことですよね」

足立「保険適用は極めて難度高いと思いますよ、あの不妊治療でさえあれだけすったもんだして、今でもマスコミから批判をされています。だからあの言ったことをやるのはやったらいいですけど、あの民主党のようにですね、あのぐちゃぐちゃに日本の社会が壊れたらダメですから、大事なことは手段ではなくて目的です。保険適用というのは手段の一つにすぎません。大事なことは、次世代への投資、出産費用の無償化が大事なのであって、ここで手段に拘泥するのは、逆に手手段が目的よりも大事だと、やっぱりあのまあとそう感じられるようなことになりかねないので、私が修文でお出しした案はですね、とにかく目的を大事にして、手段の第一、第一の手段は保険適応だと、だから街頭で訴えるのは保険適用でいいんですよ、ただ上限設定案は駄目ですよと、それができないんですよと、Q&Aに書くのはですね、私たちの今後の政党の政策作り、あるいは政策実現への足かせにしかならない、Q&Aで手段を制限することに何ら党勢拡大に向けたメリットはないと、こう思います。」

音喜多「ありがとうございます。あのいろんなご意見があると思うんです。でこれはあの足立さんの今まさにおっしゃったようにどう取られるかというところもありまして、今渡したこの我々がこのQ&A作ったのは、議論をした中で、我々は自民党とは違う、こういう政策を打ち出してそれを説得力をもってしっかりと説明するために、このQ&Aを出しました。これはもう考え方捉え方次第ってのは、それはおっしゃる通りなんですけども、AもありますよBもありますよってのはオプションが広くていいね、実現可能性がありそうだねと受け取る人もいれば、いやそんなAもBもって両股かけて結局どっちも自信ないんじゃないのと取る方もいらっしゃる」

足立「あのね、Q&Aは別にそんな皆見ないですからこんなものは」

音喜多「それを言ったら身も蓋もないですけど」

足立「いやいやだってQ&Aまで読んでくれますか?それはマニアックな人だけです。ただ、マニアは読むんですよ、特に周産期の医師達は読みますよ、当然ですよね。特に大阪や東京や維新の会が今頑張ってる、全国今頑張ってますけど、その地域で維新の会に応援しようかなと思ってる周産期のお医者さん達は読みますよ。その時になんか否定しなくてもいい手段を否定してるっていうのは、ようは音喜多さん今おっしゃってるのは街頭での訴え方でしょ。それはだから保険適用で訴えることに私は支持すると申し上げてるわけですよ。ただQ&Aというプロ向きの、ここまで読んででも理解をする、ようは我々の内部向けあるいはプロ向けの紙にバランス感覚を欠いた表現が入ってることについては、あのとにかく今回マニフェスト作成の一端をお手伝いさせていただいた国会議員団の政策責任者としてはね、やっぱり統治能力を示さなあかんわけですよ、我々は、統治能力。統治能力に疑義がつくと総スカン食らいますからね、だから今回のマニフェストの最大のポイントは、統治能力なんですよ。維新の会は地域政党だろ、国のことわかってないだろと言われてきたわけですよ。だから今回のマニフェストで外国安全保障について自民党を凌駕する外交安全保障、自民党を凌駕する憲法改正原案を出してきたのは、まさに自民党と向こう張れるということを示すためにやってきたわけですね。ここで一丁目一番地とおっしゃってる出産費用で、そういうバランスを欠いたQ&Aを出してしまうと、画竜点睛を欠く、まさにこれまでこの半年間努力してきたマニフェストの統治能力という点で疑義を招きかねないので、ここは国会議員団の政策責任者、この会議では何十人いる中の一人ですから、

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多数決で却下していただいて結構ですが、私が国会でこの半年努力してきたのは、まさに維新の会ってちゃんとわかってるよなと、分かった上で執念を持ってやり遂げる覚悟があるんだなと、その両面がないと根性だけじゃダメなんでね、是非前向き、あのもうこれあの皆さんの時間取ってるので私からの発言は以上にしますので、是非これ終わってからでも結構ですから、あの実はね、これ以前にじっくり音喜多さんと議論したかったんですけど時間を取って頂けなかったので、是非あのじっくりと議論する場を、このオープンじゃないところで結構ですから、あの時間取ってくださいよ。とにかくあの議論をしないという文化は、維新の会の文化ではありませんのでよろしくお願いします」

音喜多「じゃああの先に井上さんからすみません挙手手いただいているので井上さんどうぞ。ミュート、あれ井上さんミュートになってまーす。あれ消えちゃった、あれいなくなっちゃった。ボタンを」

藤田「ミュート解除しようとして切るボタンを押しちゃったパターンですね」

音喜多「井上さん発言できますかどうぞ」

井上「新潟の井上です、お世話になります。今の議論なんですけど、私はあの介護施設を経営してまして、例えば高齢者施設今やってるんですが、有料老人ホームだったり、介護保険適用施設両方やってます。で、例えば介護無償化っていう議論が出てきた時に、ない

と思いますけどね、出てきた時にやっぱりこの案とA案とB案というものがあって、A案がより良いですよっていう説明の方が確かに仮にB案で物事が進んで行った時にあのなんだろう、それ維新としてはBを否定してたじゃないかという、なんて言うんすかね、変な風な揚げ足を取られなくて済むっていうことは何となく感じます。あの実際問題として上限を設定するっていうことが全くその議論する余地もない案であれば

それはあのもう払ってしまっていいんだと思うんですけど、あの足立議員がおっしゃってることってそれをまあ払うんじゃなくてまああのオプションの選択肢として残しておこう、維新はより良いと思うからこの保険適用を推していて、良い点はこういうことですよっていうことがAで示せたらQAとしても私は成立すると思って今の議論を聞いていました。あのすごい内容はあの理解できて良い内容だと思ってます。ありがとうございました」

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音喜多「ありがとうございます。えっとまずあの誤解ないのよう申し上げますと、このQAも別に全否定をしているわけではなくて、だから不可能ですとかそういった表現は一切ございませんので、政策論っていうのは当然あまたあってどれが百点満点で百%の正解がないという前提のもとで、まさに足立さんがおっしゃったように今回より良いものとして我々は保険適用を選択した、じゃ選択した理由を説明するQ&A集としてこちらを作っているということなので、まあまずそこはしっかり申し上げたいという風に思います。私が議論に応じてないかのようなものは遺憾ですので、あのこれ国会議員団の皆様も含めてですね議論を積み上げて意思決定されたものでありますから」

足立「いや音喜多さん音喜多さんあのここに至るまでね、ここに至るまで音喜多さん時間をくれましたか?」

音喜多「足立さんすみません私の発言を最後まで聞いてから発言してください。ですから私はそれを議論の積み上げの中でちゃんとこうやってきて、ご承認をいただいて、あまたある会議の中でもご説明差し上げて、今日に至っています。議論したら尽きないと思います。足立さん論客ですし」

足立「いやいや」

音喜多「私も政策、だから最後まで人の話を聞いてください。私も色々思うところはある。それはぶつかればそれはお考えが違うことは議論は尽きないと思います。ただ今回やはりこの参議院選挙という目の前にあるものに対して結論ここで出そうと決めてやってきた。そして代表も副代表も含めてこう打ち出していこうと」

足立「それはOKだから、OK OK」

音喜多「だから最後まで聞いてくださいね。決まったことに対して一丸となって戦うためにやっているこの積み上げですからそこをご理解頂いて発信しようということですから、はい、そういうことだと思います」

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足立「あの、ひとこと、百%理解しています。ただこのオープンなYoutubeに公開されている場以前にこの今日参加の皆様が参加しているグループに私は何度も問いかけを投げてますが音喜多さんから藤田さんからも一言も返事を頂きません。来た返事はオープンな場で言って下さいだけです。それはねやっぱり私は維新の会じゃないと思いますよ。徹底して議論する、でもちろん選挙で忙しい、僕だって忙しいですよ。でも忙しくても30分1時間、15分でもいいですよ、時間開けましょうよ。今日ここに至るまで、藤田さんとは話しましたね、でも音喜多さんとは1分も時間を頂けてないんですよ。こういう党政調のあり方は絶対直さないと参院選の後壊れますよ。だからしっかりとこの党政調会、議論して決めるそういう会にしていただくよう、心からお願いをします」

藤田「ありがとうございます。あの私の方からちょっとだけすみません、足立さんがその議論がまあ十分にできなかったっていう風にご不満を持ってるっていう事に対して大変申し訳なく思っています。ただあの言っていただいたようにあの私とは足立は結構夜中に電話をして頂いてかなり煮詰まった議論はできたかなと思ってまして、あの私一応ポジション的には政調会長代行ということでやらせて頂きますので、音喜多さん色々忙しい中で、議論の内容全て伝えていますので」

足立「わかりました、ありがとうございます」

藤田「すみません、組織としてやらしていただいてるということでご理解ください。すみません」

足立「今日角が立つこと申し上げましたけど、あの出産費用一丁目一番地で体張ってもやるでしょ」

藤田「もちろんです」

足立「体張ってもやるんですよ、だから私も賛同してるんですよ。体も張ってもやる時に、さっき井上さん言っていただいたけど、僕はね私の申し上げてることってね、極めてまっとうなこと言ってると思うんですよ、まっとうなこと。Q&Aは私はあの音喜多さんには何度もね、音喜多さんが一体どういう周産期の専門家と意見交換してきたんですかっていう問いも投げてますが一切教えていただけません」

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音喜多「ですからね、それは返信がなかったとかねそういう話をここで言って何が言いたいんですか足立さんそれは」

足立「私が喋ってるんだから。私が接触してきた周産期の専門家については梅村部会長はじめ皆様に全てお伝えして直接やってくださいと結構ですよと言ってます。でも私は皆様がやってる周産期の専門家接触できないでいるんですよ。だから選挙終わってからで結構です。日本維新の会がしっかりと政権を取るために、日本維新の会が政権を取るために、すべての議論をオープンにして、そしてガバナンスを改革をしていく、そのためにあえて今日は皆さんに嫌われると思いますが申し上げました。さっきも発言はやめると言ったんでほんまにやめます。すいません」

音喜多「はい、ありがとうございます。足立さんもオープンな場で議論をしようと私が申し上げた時に応じてくれなかったこともございました。それはTPOに応じて足立さんも応じないことがある。議論をするべきではなくて、他でもステージを設けて藤田さんと話してもらうこともある、それはお互いそれぞれの立場の違いだと思います。足立さんも全てオープンにやってるわけではない、ということはもうこれ以上は申し上げませんけども」

足立「はいはい、ありがとうございますー」

音喜多「いろんなメッセージのやり取りもありますけどね、全部取ってありますけども、そういうことはお互い言いっこなしだと思いますのでよろしくお願いします。はい、以上でございます」

音喜多「はい、他にすいません、ちょっとヒートアップしましたけど何か皆様からご質問等々ございますでしょうか。はい、わかりました。いろいろご意見ありがとうございます。すいません、この出産費用と教育無償化についてはあのまあ再度繰り返しになりますけどもこれはまあ機関決定して党の一丁目一番地として進めていく政策であります。私は一本化した発信が重要だと思っておりますので、まあ今日いただいたご意見を踏まえて再度微修正を行った後このQ&A集を皆さん展開していただきたいと思いますのでそちらに基づいて」

足立「あのね、発言しないと言ったけど、音喜多さん今ね一本化とおっしゃったけど、私は一本化した発信に異議を唱えてるんじゃないんですよ、とにかく曲げないでくださいね。私は党がガバナンスの中で決められた重点政策を支持してます。出産費用無償化を保険適用でやる、そういう街頭演説を支持してます。その上で、このQ&Aについては禍根を残すことがないようにお願いしますと言って、わざわざテキストで見え消しでお送りしています。それは検討いただけるということでいいですね」

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音喜多「それを踏まえて微修正を行うという風に今申し上げました」

足立「はい、よろしくお願いします」

音喜多「ということですのでそれも踏まえた上で結論は私の方で出させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。じゃ以上で出産のQ&Aのコーナーは」

足立「あとさ音喜多さんさ、結論言ってよここで。どうするのか。だから今日ね大議論になったわけですよ。特に手段については、第二候補を捨てるべきじゃないという私が意見を申し上げて一部の地方議員さんからもそうだというご意見があった。だから党政調会長としてもこれオープンになってるんだから結論出してよここで」

音喜多「であれば、もう少し皆さんのご意見頂きたい

と思うんですが、私も事前に何名か地方議員の皆様、国会議員の皆様ヒヤリングしております。一本化してほしいというご意見もありましたけど藤田暁さん」

足立「だから一本化はしてるんだってだから」

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藤田「いいですか、発言しても。すみませんちょっと長くなってますんであれですけども、あの今回はQAについても、先ほど音喜多さんが言ったように、別にその上限設定が不可能だとかこれはもうあの論外だみたいな書き方をしているものではなくて、足立さんのスタンスと非常に整合性はあると思うんですよね。優位性で測れば今保険適用を推してるけれども、別にその上限設定をするっていうことに対してはこれはもうあの絶対にできないんだというような書き方はしていませんので、含みを持たせた中で今は我々機関決定として保険適用を推してるということでご理解いただけて、それでいいですかね」

足立「いやだめです。繰り返しになりますが今のQ&Aは上限設定を否定してるように書いてあるんですって、どう言い逃れしようと。それは禍根を残すから修文してくださいって言ってるんだから、その点は修文いただけるのか、いただけないのか、はっきりしてください」

藤田「そうなるとあの私結構書いたんですけど、別に完全否定をするつもりではないので読む人によってはそう読めるとかいう話になっているならかなりグラデーションの話かなと」

音喜多「そうですね」

足立「ちょっとじゃあその箇所今映してくださいちょっと」

音喜多「すみません、その議論をする場ではないと思いますので、一旦終了させて頂いて、そういった議論を踏まえてですね」

足立「一番大事なところなんだから見てる人もいるんだからその原文をここに映してくださいよ原文を」

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音喜多「あとでQ&A集は公開することも含めて検討いたしますけども足立さんがしたい議論をする場ではないので申し訳ないです。そしてこの議論はもう承認を得る前に足立さんにお見せをしました。それで保険適用ということをマニフェストに決定するということなったわけですので」

足立「いやいや否定してないってそれは」

音喜多「いま我々も否定してないんですよ。ですから足立さんのいうような上限案を我々は全否定していません」

足立「いやだからQ&Aの文章をここ映してよちょっと」

音喜多「Q&Aの文章の中でも否定してませんよ。ですからそれでいいじゃないですか」

足立「いやいやなんでみんなにもう1回それを見せて確認しようとしないの」

音喜多「ですから別にもうその必要はないと思いますよこの場においては」

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足立「あら」

音喜多「ないと思います」

足立「オープン政調でしょ、ちゃんとオープンにやりましょうよ」

音喜多「先程申し上げた通りです。足立さんもオープンにしないものもある」

足立「藤田さんちょっと映してよ藤田さん文章」

藤田「それ文章最後ちゃんとあの公開しますのでそれ見ていただいて、あの見た人がこれ全否定してるなと思ったらまあ我々のやり方が悪いことですので、あのこれでちょっと一個一個やりだすですね、多分もう」

足立「一個一個じゃなくて今日出た最大のポイントでしょう」

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音喜多「ですので、それも踏まえご意見いただきましたので、それも踏まえて最後は私と藤田暁調会長代行で責任をもって判断させていただきたいと思いますので、お任せいただきたいと思います。よろしくお願いしません」

足立「いやおまかせ」

藤田「足立さんすみません最後この部分は私は全否定してるように感じるんだっていうとこちょっと特だしで、あのいっぱい見え消しもらってるんですけど、あの全般にわたって見え消しして頂いてるので、この部分だけがちょっと許せないんだみたいなとこをちょっと特だしで頂いたら私の方で」

足立「藤田さんちょっと相対でね、その私が提出申し上げた紙について藤田さんと私でちょっと相対でまたオンラインでやらしてください」

藤田「わかりました」

足立「ありがとうございます。今日はあの政策責任者の皆さん私が独占してすみませんでした。でもあの国会ではねいつもこういうあの侃々諤々の議論してます。こういう風にあの多少こう角が立ってもやるのはですね、まさにあの民主党政権がね政権取るまでみんな仲良しだったんですよ、政権取るまでは仲良しだったのに、政権取った途端に喧嘩始めたんですよ。そうじゃなくて私は目指してるのは政権取るまでは喧嘩しまくって政権取ったらしっかりと政権担当能力を発揮する、そういう政務調査会というか党のガバナンスを作っていくために努力してますので、今日角が立った部分については心からお詫びを申し上げます。ありがとうございました。」

音喜多「ありがとうございました。あの決定するまでは議論を活発にやると、決まった後は従う、私はこれが維新だと私は思っておりますので」

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足立「その通りやっております」

音喜多「はい、ですので、決まったことに対しては一致団結してやってくということですので」

足立「だからあの一任はしませんのでねこれは」

音喜多「わかりました、はいありがとうございます。それでは一旦これで出産の費用のQAはおしまいで一旦司会にお戻しいたします。山本さんお願いします」

コメント欄

①足立先生、頑張ってください。

音喜多さんもう少し足立先生の話を聞く姿勢が必要なのでは足立先生を無視するようで有れば、此からは維新応援しません。足立先生の今までの、仕事を音喜多さんは足元にも及ばないですよ。これ以上足立先生を無視するので有れば、今後一切維新応援しません。

②足立さん完全勝利

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③申し訳ないが音喜多さんは子供じみていますね。藤田あきらさんが党政調会長で音喜多さんは代行に変えたほうがいいと思いました。

以上


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1件のコメント

維新にとって全国政党に飛躍できるかどうかの極めて大事な時期なのに、
その大事な時期に音喜多が政調会長をやってることは最大の不幸だ、、、、
音喜多はフレッシュなイメージだけで、政治家としては無能だと思ってるけど、ここまで足立さんを目の敵にした性悪だとは、、、
あげくオープン政調を非公開とは想像の斜め上です。

きちんと処さなければ維新は飛躍できないでしょう。

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