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コロナウイルスが蔓延する今だからこそ… 【おたふく風邪について】

コロナウイルスが蔓延する今だからこそ… 【おたふく風邪について】

お疲れ様です。前回に引き続き、身近な感染症について触れていきたいと思います。予告の通り、ムンプス難聴・おたふく風邪について触れていきます。

まずおたふく風邪に関しては「なったことあるよ~」「子供の病気じゃない?」とおっしゃる方もいらっしゃるかと存じます。しかしながら、おたふく風邪って実は本当に怖い病気なのです。
まず、おたふく風邪とは正式には「流行性耳下腺炎」と言います。 唾液を使う耳下腺という部分が発熱してしまい、その部分が腫れ上がってしまうという病気です。先程申し上げた通り、保育園・こども園の児童が感染するケースが多く、実際に6歳までに半数以上は罹患します。

・おたふく風邪の怖さ

まず感染力が極めて強い事です。
冬から5月頃の初夏までが感染するケースが多く、入園当初の丁度「今」が危険です。

・ワクチンはあるのに…

おたふく風邪ワクチンというのは実在して、1981年に国産おたふく風邪ワクチンが任意ワクチンとされ使用開始され、1989年には麻疹ワクチンの定期接種時に新三種混合ワクチン(MMRワクチン。麻疹・おたふく・風疹混合)が承認されました。しかし、接種後に無菌性髄膜炎と言う病気が発生し、副反応では無いのか、と言う説が発生したのです。その後、検証の結果
「広く接種を促進していくことが望ましい」7つのワクチンに盛り込まれました。これを受け、ワクチン産業協会に対してMMRワクチンの開発を求めていますが、未だ国産ワクチンは開発されておりません。(ワクチンの開発問題、7つのワクチンに関しては続編でも触れます。)
そのようなワクチン行政の混乱からも、公費負担ワクチンとして接種されていないのです。

・親子間感染が何よりのリスク~幼稚園に通ってた息子から感染し難聴に?

さて、
・感染力が強い
・子供が流行る
と言う点がおたふく風邪の問題点なのですが、風疹・麻疹とも同じく「成人がかかると重症化する」
と言う点です。
幼稚園・保育園で大流行し、息子が感染。実は感染しておらず抗体が無かった父親にも感染し、難聴、睾丸炎を発症。ムンプス難聴となり治らず、また不妊にもなってしまう…と言う不幸が家族を襲うかもしれません。

・家族を守る為に。

必ず新生児が生まれたら、1歳に達し次第ワクチンスケジュールを考慮しつつ接種させましょう。先程のワクチン行政の混乱からも公費負担はありませんが、一部の地方公共団体は助成金も出しています。

そして幼児や新生児、児童に接する機会の多い方、特に感染したか、ワクチンを接種したか分からない方関しては必ず「抗体検査」をされる事を強くおすすめ致します。
貴方の大切な人、そして貴方自身を守る為にも。まずは抗体検査からお願いします。

そして政治家の皆さん。ワクチンにおける行政の混乱は人命に関わります。開発の呼び掛けや公費負担に向けてどうか動いて頂きたい。強くお願い致します。

参照:厚生労働省 おたふく風邪ワクチンについてhttps://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2349-iasr/related-articles/related-articles-440/6832-440r11.html

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