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【速報】維新が都議選公認予定4名を発表…現職議員も入党へ

日本維新の会は東京都庁で記者会見し、現職の都議会議員である西郷あゆ美氏が入党したと発表した。西郷氏は中央区(定数1)選出、都民ファーストの会に所属していたものの、今日離党届を提出した。

西郷氏は35歳。衆議院議員秘書や中央区議会議員などを歴任し、17年の都議会議員選挙で初当選を果たした。

また、会見では4名の都議選公認予定者が発表された。選挙区と候補予定者名は以下の通り。

【日本維新の会 第一次都議選公認予定者】

北区 佐藤古都 大田区 松田りゅうすけ

練馬区 若旅啓太 世田谷区 岡林ひろか

“都民ファ” 離党ドミノは続くのか

3年前の東京都議会議員選挙では、小池百合子知事の人気と公明党との選挙協力により公認候補49名、推薦候補6名の合わせて55名が当選し議会第一党を獲得した。しかし、48回衆院選直前には党の運営方針に反発し音喜多駿氏(現:維新参院議員)と上田玲子氏が離党。加えて昨年1月には奥沢都議ら3名が離党。これまでで計6名の都議が党を離れている。

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このような離党劇は今後も続く可能性がある。一つは所属議員の決して盤石ではない支持基盤と低迷する都民ファーストの支持率が大きく影響しているだろう。都民ファの大半の議員は1人区などであり、小池人気にあやかり当選した者が大半である。そしてNHKが行った世論調査では、都民ファの支持率は僅か0.2%に留まっており、3年前の勢いを取り戻せていない。

それに政党の運営方針は、音喜多参院議員著書「贖罪」に記述されている通りブラックボックスな面もあるために、不満を持つ議員も少なくないだろう。都議選が近づくにつれ、都議会での勢力図に大きな変化があるのか注目される。