【都知事選#3】三つ巴の戦い再び!第3の候補に風は吹くのか?

来月行われる予定の東京都知事選での選挙構図が固まりつつある。現職の小池知事に立憲民主党などの左派系野党が推す宇都宮健児氏、そして日本維新の会が熊本県副知事を務めた小野泰輔氏を推薦する意向を決定。事実上の三つ巴の戦いが間もなく幕を開ける。

節操のない小池知事…都民は都政4年間を忘れたのか

まずは前回の知事選、そして小池知事の節操のなさを政局観点で振り返る。当時の舛添知事の辞任を受けて都政は大混乱。自民都連も候補者選考が難航する中、小池氏は6月29日に電撃で記者会見を開き都知事選への出馬表明。「崖から飛び降りる覚悟で挑戦する」と語っていた。所属する自民党に推薦依頼を提出したものの、この記者会見に激怒した都連は推薦を固辞し、代わりに元岩手県知事の増田氏の擁立を決定。野党統一候補からは鳥越俊太郎氏が立候補し、三つ巴の戦いとなった。

しかし、知事選最中に増田陣営の応援に駆けつけていた石原慎太郎元知事が、小池知事に対して「大年増の厚化粧」と揶揄したことが報道され大問題に。野党系の鳥越氏は「淫行疑惑」を取り上げられて両者とも失速。しがらみ・組織無しを全面に押し出すと共に、比較的クリーンなイメージを持たせる事に成功し、無党派層や女性を中心に支持が集まり小池知事が圧勝した。

その後から小池氏のブレが見られる。各種業界団体や連合と蜜月状態へ。しかし都民ファーストの会を設立して挑んだ都議選では民進系都議を、17年衆院選では「さらばしがらみ政治を」というキャッチフレーズで民進党国会議員を飲み込み希望の党を設立し迷走。

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当初の公約は何だったのか。しがらみのない政治とは。

そして小池知事は2選に向け自公に加えて連合にも推薦を要請。

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200607/ddm/041/010/044000c

「小池劇場」により操られた東京都政。小池氏は在任中、何を成し遂げたのか。過去を振り返る限り、私はこのままの政治をあと4年続ける事に疑問が生じる。

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維新が初参戦へ。

先週、熊本県副知事退任と都知事選出馬表明を表明した小野泰輔氏を日本維新の会が推薦する意向を表明した。6月4日には東京維新の会代表を務める柳ケ瀬裕文参院議員(全国比例)、音喜多参院議員らと都内で対談。Twitter上では意見交換と発表されていたが、この時に小野氏が維新への支援を要請していたとされる。7日にはMBSが維新の推薦が内定したと報道。本日8日の同党役員会で正式決定される見通しだ。

14年都知事選は党所属議員が個人レベルで特定の候補を支援、前回16年都知事選は自主投票であり、党を挙げた戦いになるのは今回が初めてとなる。

維新は今年3月以降大阪府吉村知事の影響もあり支持率が高騰。立憲民主党を抜かし支持率野党第一党となる調査も現れた。

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ここで思い出してほしいのは4月に行われた目黒区長選だ。自公や連合が推す現職の青木区長と野党系の山本氏、そして維新の田淵氏の三つ巴の戦いとなった。都知事選と構図が似ている。

現職の青木区長が再選を決めたことはみなさんご存じの通りだが、維新候補が得票率25%を獲得し善戦したことが話題になっていた。反現職そして無党派層や野党共闘を嫌う層からも一定の支持を集めた証左であると思われる。

そして今回の知事選は、目黒区長選と類似した選挙戦が行われる可能性が高い。小池知事に反発する保守層の受け皿がない状態だ。ここで小野氏が参戦することにより、自民党や反小池層中心に一定の支持が集まると予想される。小野泰輔氏はこれから大化けする可能性が最も高い候補者であることに間違いはないと思う。

※都知事選関連は最新の情報が入り次第順次記事を更新します。これからも都議補選関連等様々な記事も投稿される予定です!!

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おちゃおとな研究所 選挙・政局担当

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