おとな研究所は新しくなりました!

TOBITATE STORIES #1 トビタテってなに?

 こんにちは!この度、新たにライターになりました、はるとと申します。

 みなさんは「トビタテ!留学JAPAN」という制度をご存じでしょうか?

 その名前から「留学」を主とした事業であることは想像がつくと思いますが、具体的にどのような事業なのか。これからお送りするシリーズ「TOBITATE STORIES」で皆さんにトビタテ留学JAPANについて知っていただければと思います。

まず、私について

 まず、私の自己紹介からさせていただきたいと思います。

●名前 はると

●年齢 17歳(高校2年生)

●出身 岡山県

●所属 トビタテ!留学JAPAN 高校生コース7期生

 今年5月に、文部科学省の事業「トビタテ!留学JAPAN」の7期生として採用をいただきました、はるとと申します。ご縁があり今回、おとな研究所に入所させていただき、主にトビタテの制度・自身の体験について書かせていただくことになりました。投稿は不定期となりますが、温かく見守っていただければ幸いです。よろしくお願いします。

 さて、今回の記事では「トビタテってなに?」と題し、トビタテ発足の経緯、現在の取り組みについて解説していきます。

発足の経緯

 トビタテ!留学JAPANは、文部科学省が実施している制度で、国内の高校生・大学生を海外に派遣するための奨学金制度(返済不要)のことを指します。2013年にスタートし、2019年までに延べ8,000人近くの高校生・大学生を海外に送り出してきました。日本でも大きなシェアを誇る留学支援事業となっています。

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 意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成し、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成。将来世界で活躍できるグローバル人材を育成することを目的とし開始されました。

トビタテの特徴

 現在では、日本でも大きなシェア率を占める留学支援事業となっていますが、トビタテは他の一般的な留学事業と異なる点がいくつかあります。

多様なコース

 トビタテの特徴として、まず第一に挙げられるのはコースの多さです。高校生コースには、4コースが存在し、それぞれ目的も異なります。

  • アカデミック(テイクオフ、ショート、ロング) 語学研修を行いながら、異文化交流を行う。
  • プロフェッショナル 専門知識やスキルをいかして、実地研修やインターンを通じてより高度な知識を得る。
  • スポーツ・芸術 得意なスポーツ・芸術をいかして、技量のさらなる向上を目指す。
  • 国際ボランティア 海外ボランティアに参加し、国際協力への理解を深める。

 最も一般的なアカデミックコースには、語学学校での研修を中心とするテイクオフ、現地高校や大学に在籍し外国語のプログラムに取り組むショート・ロングがあり、自身のニーズや状況に合わせてコースを選択することができます。

語学力・成績不問

 トビタテでは、意欲のある学生を多く採用したいからとの思いから、語学力や成績を不問とし、幅広い層の学生が留学へのチャンスを手にすることができます。

「伝える」活動

 トビタテ生には「アンバサダー活動」「エヴァンジェリスト活動」が義務付けられています。

 「アンバサダー活動」とは、日本(自分が住んでいる地域)の文化や良いところを現地の人に伝える活動を指し、世界に日本のファンをつくることが目的とされています。

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 また、「エヴァンジェリスト活動」とは、海外の魅力や留学で得た体験を周囲に伝える活動を指し、多くの人に体験を伝えることで留学の利点、海外の良さを発信していくことが求められています。

最後に

 トビタテ!留学JAPANは新興の留学支援事業ですが、瞬く間にその名を日本中に広げ、多くの学生を海外に送り出しています。また、ただ自分のスキルを向上させるだけでなく、周りの人に「伝える」といった活動も求められます。

 一見、大変そうな活動に見えますが、自分のペースで楽しんで取り組むことができます。高校生は準備等にかけられる時間も限られますが、定期的に開催される仲間たちとのミーティングに励まされながら頑張ることができるでしょう。


※最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も「TOBITATE STORIES」と題し、定期的に記事を投稿していきます。

引用・参考資料

・トビタテ!留学JAPAN-その経験が、未来の自信。 https://tobitate.mext.go.jp/

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