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コロナ対策、go to トラベル不評!?  #最新世論調査解説

コロナ対策、go to トラベル不評!?  #最新世論調査解説

先週末は5社で世論調査が実施された。今回の調査では、安倍政権の内閣支持率が減少が目立つ。政府の進めるgo to トラベル キャンペーンの不評や新型コロナウイルス対策への不信感の高まりを受けたものと分析される。

今回は、この週末に行われた世論調査から項目をいくつかに絞り世論の動向を探っていこうと思う。

①内閣支持率減少トレンド が続く

すべての調査で安倍内閣の不支持率が支持率を上回った。共同通信社など一部では支持率がやや回復したものの、新型コロナウイルスの感染拡大以降支持率の不支持率の乖離状態はしばらく継続するだろう。

支持・不支持理由を分析する。まず安倍内閣の支持理由だが各社とも「ほかの内閣より良いから」が半数近くを占めており、第二次安倍政権発足以降このトレンドは続いている。続いては不支持理由については「首相が信頼できない・政策面で期待できない」などが挙げられている。また、以降記載するが新型コロナウイルス対策への不満やGo Toキャンペーンの不評なども不支持率が各社ともに高い傾向にある大きな理由となっている。

続いては政党支持率だ。(SNS上で各世論調査を分析し高い評価を得ている三春氏のツイートを参考にする。下記添付)

自民党支持率はコロナ流行後の低迷から抜け出せていない。中でも共同通信の調査では安倍内閣発足以降最低水準を記録した。

また、反政権票を野党各党がつかみ取れていない傾向も続く。野党4党の枠組みで共闘する立憲・国民・共産・社民各党は支持率はほぼ横ばい。今月初めの都知事選で党首が立候補したれいわ新選組やNHKから国民を守る党も昨年参院選以来の勢いを失っている。また、吉村大阪府知事が所属する日本維新の会の支持率も下降トレンド。“吉村効果”と謳われたものの、先月末で支持率は頭打ちだったようだ。

無党派層の増加傾向も続いている。今年1月以来、急速に増加していることから新型コロナ対策などでの政治不信の高まりがみられることが分かる。ちなみに無党派層の急激な増加、野党支持率の伸び悩みは衆院の解散総選挙の1つの指標ではないかという論もあることから引き続き政党支持率を注視していく必要があるだろう。

②コロナ対策への不満、Go to トラベルは不評!

政府の新型コロナウイルス対策への評価は先月よりも各社軒並み下落しており、中には先月に比べて「評価しない」が10ポイント以上増加する調査もあった。今月初めからの東京を中心とした新型コロナウイルス感染者数の増加に伴う国民の不安や政府の進めるgo toキャンペーンへの不満等が大きく影響した可能性が高いだろう。

次は今話題のgo to トラベルについて。上のグラフはこのキャンペーンの開始についての4社の調査結果をまとめたものである。(質問内容がやや異なる共同通信の調査は除外、またグラフは肯定的、否定的な回答結果に2分割して私が作成した。)

Go to トラベルについての世論調査は今回が初の為に先月調査等と比較することは出来ないものの、各調査共通してキャンペーンの開始に反対が大多数を占めている事が分かる。感染者数の急増への不安に加え、対象地域に東京を除外すること等対応のゴタゴタ劇等が大きく影響した。

Go to トラベル開始の影響で更なる感染の拡大、そして政府が対応を誤るような事があれば政権は更なる窮地に追い込まれる。果たして安倍政権の体力は次期衆院選まで持つのか。(終)

※各調査の出典元(クリックすると各社のページに飛びます)

毎日新聞世論調査 朝日新聞世論調査(質問と回答) 日経新聞世論調査(支持率を追う) ANN世論調査 共同通信世論調査

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