【9氏激突】横浜市長選挙の行方は 再選挙の可能性も

衆議院の任期満了日が残り3ヶ月をすでに切った。政治政局への注目は衆院選へ集まりつつあるが、今月8日に告示される横浜市長選挙の動向も目が離せない。市長選には、過去最大の9人が立候補する予定となり選挙戦は第混戦となる模様だ。現職の林市長に閣僚経験者や知事経験者ら新人9人が挑む構図となる。

選挙戦の最大の争点は横浜市にIR(総合型リゾート施設)の誘致の是非となる。現時点でIR誘致賛成は現職の林市長と元衆院議員の二人のみ。前国家公安委員長の小此木氏らはIR誘致反対を掲げて選挙戦を戦うことを既に表明している。候補者が乱立することに加え、反IR票が分散されることなどが懸念される為に、再選挙となるのではないかとの懸念が出ている。(記事末尾に解説記事)

各候補予定者の動向

現職の林市長はIR誘致賛成を掲げ、自民党の一部市議会議員や経済団体などの支援を受けて4選を目指す。前回は自民党・公明党の支援を受けて得票率50%超えで圧勝した。小此木氏は自民党、公明党の支援を受けて当選を目指す。特に自民党横浜は自主投票を表明していたものの、大半の市議や神奈川県議らは小此木支援を表明。神奈川県が地盤の菅総理や小泉環境相らも支援を表明。政府与党が総力戦で戦う。しかし、コロナ対応などへの政権への不満からこれからの動向次第では逆風も吹きかねない。ただ、小此木氏は自民党の方針と反する「IR誘致反対」を掲げて戦うことがどこまで選挙戦に影響するのか未知数だ。

野党系は元横浜市立大教授の山中氏を推薦する。立憲民主党が推薦する他、共産党や連合神奈川なども既に支援を表明し事実上の野党統一候補としてIR誘致反対と共に選挙戦を展開する見込みだ。ただ、山中氏自身に対するパワハラ疑惑が週刊誌にて報じられるなどもあり、選挙戦への影響が心配される。

元神奈川県知事の松沢氏も今回急遽立候補を表明した。松沢氏は日本維新の会所属の参院議員を務めているが、近く離党し無所属で選挙戦に挑む。県民党を掲げ、所属していた維新にも推薦や支持は求めない意向だ。また、一部の維新所属の神奈川県内衆院選立候補予定者らが松沢氏を支援する。

他にも元長野県知事の田中康夫氏や横浜市議の太田正孝氏、元衆院議員の福田峰之氏、会社経営者の坪倉良和氏、弁護士の郷原信郎氏が立候補を表明している。

現時点での情勢と再選挙の可能性

先日、永田町を中心に次のような横浜市長選挙情勢調査と名を打つデータが飛び交った。

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小此木八郎  25.4

山中竹春 22.7

林文子 17.1

松沢成文 7.3

福田峰之 2.4

田中康夫 1.9

太田正孝 1.3

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郷原信郎 0.6

坪倉良和 0.0

野党側が流出させたのではないかという説が現時点では有力であるが、もしもこのデータが本物であるならば選挙戦は告示直前の情報では自公が支援する小此木氏と野党系が推薦する山中氏が競り合い、林氏も猛追する情勢だ。松沢氏らが続く。情勢調査時点でも1位の小此木氏が25.4%ということで、首長選挙当選に必要な法定得票率25%を下回る可能性が出ており、再選挙となる可能性が高くなっている。

公職選挙法では決選投票等の制度はないために候補者数は制限されず、得票率25%をこえる候補者が出てくるまで延々と市長選挙をやり直し続けなければならないとされている。仮に再選挙となった場合、衆院選や自民党総裁選と被る可能性も否めない為に、国政への影響も懸念される。

市長選挙は今月8日告示、22日が投票日となっており、即日開票される。

 

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おちゃおとな研究所 選挙・政局担当

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大学生ブロガー。
主に選挙や政局、世論調査などが専門。

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