立憲民主党の「内ゲバ」について コロナ禍のまっただ中で、国民不在の闘争劇

 立憲民主党で、政治生命を賭けた「内ゲバ」がエスカレートしている。

 岩手1区選出で現立憲民主党所属の階猛(しなたけし)衆議院議員は、旧国民民主党から離党する直前に旧国民民主党県連から資金を持ち出したとして、旧国民民主党を受け継ぐ現立憲民主党から資金の返還請求を受けていた。そもそも階議員が旧国民民主党を離党したのは、小沢一郎氏が代表を務めていた自由党が旧国民民主に合流することに反発してのことだ。したがって、立憲県連の階議員に対する請求は、小沢氏の旧国民民主合流を嫌がった階議員に対する報復措置だと考えられている。階議員は、立憲県連代表として強い影響力を持っている小沢氏を完全に敵に回してしまった格好だ。

 そして、今年に入って、立憲県連と階議員の和解交渉は決裂したため、訴訟の泥仕合となること自体もともと予想されていた。

 しかし、ここに入って、事態がさらにエスカレートした。立憲岩手県連が、階議員に刺客を立てたのだ。8月14日、立憲岩手県連は、次期衆院選で、岩手1区にフリーアナウンサーの佐野利恵氏を擁立すると発表した。つまり、小沢氏側が、階議員を潰しにかかっているのである。同じ立憲民主党という政党内で、政治生命を賭けた死闘が行われている。これを「内ゲバ」と呼ばずしてなんと呼ぶべきだろうか。

参考:立民岩手県連、衆院選へ2新人 1区で現職外し

 では、この騒動について3つの観点から分析していきたい。

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